6月29日、自民党の利根町支部総会が開催され、約30分ほど、国政の課題について講演。
集団的自衛権など外交・防衛の問題、人口減少の問題など、我が国が待ったなしの課題に直面していることを詳しく説明。
6月15日、先場所準優勝の好成績をおさめた稀勢の里関の地元後援会が、牛久市で開催された。
後援会では、「地元は、あまりプレッシャーをかけずにしっかり見守っている。勝っても負けても応援するのが地元というものだ。存分に暴れてきて欲しい。」とあいさつ。
そして、「このように言うと、実は大変なプレッシャーになってしまうのかも」とも付け加えたので、少し場の雰囲気もなごんだようだ。
6月3日、関東酪農協会で、今後の酪農の展望について講演。
我が国の酪農は、年間約4パーセントの農家が離農するなど、極めて厳しい状況にある。
これに加え、人口の減少を反映し、生乳の消費量は減少する一方。
そんな中、我が国の農政の中で、なぜ酪農が、保護され、振興される存在として認識されてきたのかという原点を理解することが必要だ。
この日は、原点に立ち帰り、今後の我が国酪農のあるべき姿について、持論を述べる。
4月22日、全国財務局長会議の冒頭であいさつ。
消費税上げ後初の財務局長会議で、各地の賃上げの状況や、消費の反動減の状況について報告を受ける。
人手不足の現象が各地とも顕在化する中、消費の反動減自体は、おおむね想定内との報告ではあったが、今後も、しっかりとその動向を注視していかなければならない。
個人消費がそれほど落ち込まないという見通しを各企業が共有し、設備投資意欲を高めていただければ幸いだ。
4月14日から15日にかけて、広島の酒類総合研究所、神戸税関、大阪の造幣局の現場に赴く。
写真は、神戸税関での巡視艇による巡視の模様。
財務省は、「役所の中の役所」などといわれることがあるが、実は、現場を多く持つ官庁だ。
現場官庁である国税や税関の地道な努力が国の安定と安全を支えており、独立行政法人である造幣局・印刷局・酒類綜研などの仕事も、きわめて地味だ。
できるだけ現場の士気高揚のお役に立ちたいと思う。
4月12日、圏央道の稲敷インター~神崎インターが開通し、圏央道が、いよいよ、茨城県と千葉県を結ぶこととなった。
両県知事、両県選出国会議員らが参加し、開通式が盛大に行われる。
少し風が強かったが、天気は晴れ。
圏央道は、経済効果のきわめて高い路線で、早期の完工が望まれる。
コスタ・デ・サウイペでの総会からの帰路、サルバドールのオリヴェイラ・日本国名誉総領事を表敬。
日本の大学に留学経験のあるお医者さんで、相当な私財を投じて、現地での日本語学校、日系人コミュニティを運営していることに感銘を覚える。
このような親日の輪を広げていく必要性を痛感する。
総会の合間に、ブラジルのベルキオール予算大臣と会談。
ブラジルは、今後一年間、米州開発銀行総会・総務会合の議長国となり、ベルキオール氏が議長となる。
米州開発銀行は、現在、各種の機構改革が検討されている。
ただ、我が国としても、日本の厳しい財政状況を説明したうえ、効率的で合理的な改革がなされなければならない点を強調した。
私は、麻生大臣の名代として、3月28日に日本を出発、3月30と31日の米州開発銀行総会に出席、4月2rn日、日本に帰国した。
総会の場所はブラジルのコスタ・ド・サウイペ、トランジットも含め、往路35時間の出張で、2泊6日の日程だった。
写真は、米州開発銀行のモレノ総裁との会談の模様。
中南米の開発を担う米州開発銀行に対しては、我が国は、米国に次ぐ拠出を行っている。