確かな政治で確かな未来を!!日本を立て直す
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「なれ合い体質」・「官僚支配」の打破で自民党を造りかえる~言行不一致の民主党で良いのか

2009-7-26

「自民党を造りかえる」葉梨康弘

7月21日、衆議院が解散。
今回の選択は、自民党を造りかえ、私たちの将来の安心を確実なものとするのか、民主党の言う、ありもしない「20兆円」のデタラメ財源政策で日本の未来を危うくするのか、極めて大切な選択だ。
私、葉梨康弘は、数々のおしかりを受けた自民党を、我々若い世代が造りかえ、国民目線で汗をかきながら、子供には夢を、若者には希望を、お年寄りには安心を、確実にしていきたいと考えている。
さて、本年3月、私、葉梨康弘は、写真週刊誌「フラッシュ」の「衆院議員働きマンランキング」で、与党ではトップ、全体でも18位にランクインした。(委員会発言回数、委員会出席回数、議員立法提案数及び質問主意書提出数を数値化したもので、与党議員は政府に対する質問主意書の提出ができないため、順位が低くなる。)これまで度々テレビ中継された、与党であっても「なれあい」を排し、相手を厳しく追及する私の国会質問や、「官僚支配」でなく、官僚を頼らずに立案した多くの議員立法が評価されたのだと思う。私、葉梨康弘がとってきた「なれ合い体質」・「官僚支配」の打破という政治姿勢は、とかく「ぴりっとしない」・「官僚の力が強すぎる」と批判される現在の自民党を、根底から造りかえる大きな原動力となるはずだ。

私は、2期目の4年間、7本の議員立法を成立させ、今年も、4本の議員立法を提出してきた。
このような議員立法に携わる中で、民主党の「言行不一致」という体質を、実際に痛感することとなった。
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私が提案してきた「儲かる」コメ政策と民主党農政~今よりも手取りの減る民主党農政

2009-7-23

コメ政策の最前線・事故米横流し現場視察

7月21日、衆議院が解散、今回の選挙の争点は、農村部では、やはりコメ政策の方向性だ。
私は、平成15年の初当選後、農業問題を集中的に勉強、平成17年から20年まで、党の畜産酪農対策小委員長を務め、平成21年から、農業基本政策委員会主査として、コメ政策を担当している。
そして、つぶさに今までの農政を検証すると、やはり問題があったことは否めない。
当時の農政の責任者の本意ではないにせよ、「小規模農家切り捨て」と受け取られたのは、説明不足も重なり、ある意味で致し方ないことだった。
このような真摯な反省に立ち、これまで3年間、私は、コメ政策のあるべき方向への転換に取り組んできた。
今日は、その取り組みについて述べるとともに、民主党農政の問題点について記す。
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児童ポルノ禁止法改正・ここまで合意していた~自公民実務者協議の内幕

2009-7-22

与党児ポ法改正PT・右はアグネスさん

7月17日の与党・児童ポルノ禁止法改正PT(プロジェクトチーム)。
私たちは、7月2日及び9日に行われた自公民の実務者協議で、自公・民の両サイドが、児童ポルノ禁止法改正案について、ほぼ合意に達していた状況を報告した。
実務者協議は、自民が私、公明が富田茂之衆議院議員、民主が枝野幸男・小宮山洋子両衆議院議員、これに、法務委員会の与野党筆頭理事である塩崎恭久(自)・細川律夫(民)衆議院議員を加えて行われた。
特に、7月9日の協議は、都議会議員選挙の最中、渋谷駅近くのホテルで行われ、午後9時から11時半までの長期戦となった。
私と民主党の枝野氏は、この数年にわたり、憲法問題で相当突っ込んだ議論・講演を重ね、また、海外視察を共にしたりしている仲。
6月26日の法務委員会で、私が枝野氏と多少激しく渡り合ったのは、徹底的な議論をした上でないと妥協しないという、彼の性格を知っていたからでもある。
その意味で、実のある修正協議のためには、6月26日の質疑は必須だったと思う。
今日は、法務委員会の質疑内容も踏まえ、修正協議の概要を記す。修正協議の論点は、大きくは4つあった。
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「皇国の興廃この一戦にあり」~「将来への安心」か「デタラメ財源の幻惑政策」か

2009-7-21

両院議員懇談会での麻生総理

7月21日、衆議院が解散された。
本会議後の両院議員総決起大会、尾辻参議院議員会長が、日本海海戦における東郷平八郎元帥の言葉を引き、「皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ。」と檄を飛ばした。
今回の戦いは、6月来の「麻生おろし」の「ゴタゴタ」などが尾を引き、自民党がいかにも頼りなげに映る中での選挙で、我々にとって、極めて厳しいものだ。
わが党としても、党内の「ゴタゴタ」に終止符を打ち、一致結束して、有権者に対し、我々が提示する将来への確実な安心を選択するのか、民主党の、耳障りの良いデタラメ財源政策を選択するのか、堂々と訴えていくことが必要だ。
その意味で、本会議に先立って開催された両院議員懇談会が、マスコミに全てオープンで行われたのは、大きな意義があった。私は、7月15日、「両院議員総会を求める署名」に賛同した135人の議員の1人だ。
ただ私は、「麻生おろし」だとか、「総裁選前倒し」に与するものではない。
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自分に甘く他人に厳しい民主党(2)~鳩山・「幽霊献金」問題が明らかにした民主党の体質

2009-7-19

街頭で鳩山民主党の問題点を訴える

前回のコラムで述べた鳩山「ユウレイ献金」の問題については、私自身、調査プロジェクトチームの一員として、その実態解明に取り組んできたが、残念ながら、ナゾは深まるばかりだ。
それなのに鳩山さん、逃げ回るばかりで、国会での説明を求めても、あるいは、国会への資料提出を求めても、全く梨のつぶて。
しかも、7月13日に内閣不信任案を提出して以降は、国会を空転に持ち込み、鳩山「ユウレイ献金」問題への追及を封印しようとする姿勢はミエミエだ。
私は、もとより、他人の悪口は言いたくないが、これから総理大臣を目指そうという方が、本当にこれでよいのだろうか。
多分、子供達への教育上、余りよろしくないように思う。
でも、この問題の解明に取り組むことにより、私は、民主党の体質を、如実に実感することができ、大変勉強になった。
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自分に甘く他人に厳しい民主党(1)~鳩山・「幽霊献金」問題が明らかにした民主党の体質

2009-7-16

国会で鳩山「ユウレイ献金」問題を追及

7月3日と7月9日に開かれた政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会(倫選特)。
私は、民主党・鳩山由起夫代表の、いわゆる「故人献金(ユウレイ献金)」問題について、質問に立った。
鳩山・民主党代表が、何年も前に死亡した人物から個人献金を受け取ったこととし、このような虚偽の事実を、政治資金収支報告書に記載していたことを報じたのは、6月16日の朝日新聞だ。
この疑惑については、鳩山代表本人に説明して頂くしかないわけだが、鳩山氏側は、弁護士も交えた2週間に及ぶ「綿密な」調査の上、6月30日、その調査結果を会見で公表し、「説明責任を果たした」としている。
ところで、5万円以上の個人献金は、その氏名、住所等を公開しなければならないこととされている。
鳩山代表に対しては、毎年約70数名の方が5万円以上の献金を行ってきたと報告されてきたが、6月30日の発表によれば、50数名は「架空」で、実際は10数名に過ぎなかったという。
これもオカシナ話だが、6月30日の釈明会見自体、「ウソをウソで固めている」疑いが濃厚なのだ。鳩山由起夫氏の、いわゆるユウレイ献金問題は、まさにナゾだらけだ。
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「現場主義・情熱・政治主導の知恵」が強い農業を創る~本新酪農と故山中貞則氏のこと

2009-7-11

本新酪農協で農業への情熱を語る

6月17日の本新酪農協同組合(稲敷市)総会。
昨年のこの季節は、トウモロコシ等の国際相場高騰による配合飼料価格の急上昇が、畜産・酪農農家の経営を圧迫、緊急の対策が求められていた頃だ。
そして、自民党としても、配合飼料高騰対策プロジェクトチームを設置し、それまで3年間にわたり畜産・酪農小委員長を務めていた私が座長に就任、20回余にわたる議論の末、6月に、思い切った緊急対策を作り上げた思い出がある。
私は、このような経験を通じ、「強い農業」を創るためには、「現場に思いを馳せ」、「情熱を傾け」、「政治家自身が政治主導で知恵を出す」ことが必要と考えるようになっていった。
「現場に思いを馳せる」ことの大切さを教えて頂いたという意味で、私は、本新酪農協の皆さんにお礼を言わなければならない。私が、役所を辞めて、茨城3区の地元回りを始めたのは、平成11年の春だったが、それまでは不勉強で、本新という、霞ヶ浦の南岸の、小さな酪農のムラの存在を知らなかった。
実際、私の選挙区内の畜産・酪農農家の戸数は、むしろ少ない方。また、稲敷市の南部、旧東町は、どちらかと言えば、コメの単作地帯だが、霞ヶ浦沿岸に、戦後山形などから開拓のため入植した酪農家数十戸が、寄り添って、営農を続けている。
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「『サンタフェ』を廃棄しろ」?~誤解を排し正確な児童ポルノ規制の議論を

2009-7-2

児童ポルノ禁止法案の答弁に立つ

7月1日付けの「東京新聞」と「日刊ゲンダイ」。
6月26日の法務委員会で、私が、児童ポルノ禁止法改正案の与党案が成立すれば、宮沢りえさんの「サンタフェ」を1年以内に廃棄しろと答弁した旨の記事が載り、私自身目を疑った。
私は、そんな直截的な答弁は行っていない。
具体の「サンタフェ」という書籍は、私自身見てもいないため、そもそも「児童ポルノ」か否か判断できようはずがない。
これまで述べたように、法制定時、児童の裸の描写物は、基本的には「児童ポルノ」に含めていこうという方向で検討を行ったが、医学書や家族の記録等を除くため、「性欲を興奮させ、刺激するもの」という限定が付された。
そして、この「性欲を興奮させ、刺激するもの」の解釈については、法施行後相当詳細な判例も示され、かなり具体的な限定となっており、決して「あいまい」なものではない。
なお、衆議院法制局に問い合わせたところ、その判例に照らせば、「多分『サンタフェ』は現行法の『児童ポルノ』に当たらないのでは」とのことだった。私は、あくまで改正案の提出者であり、現行法の定義規定について、権威のある解釈や答弁を行う立場にはない。
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国民に開かれた自民党を~党改革実行本部答申案をとりまとめ

2009-6-28

答申提出後党本部で記者会見

6月11日の自民党本部。
武部勤・本部長以下、自民党党改革実行本部(旧政治改革本部)の役員5名により、麻生総裁に対する党改革に関する答申を行った後、記者会見を行った。
本年2月の麻生総裁からの諮問(候補者公認のあり方、議員定数のあり方、国会活動のあり方等)を受けての答申で、その内容は、非常に多岐にわたるものとなった。
私は、最初の段階では、この作業に関わっていなかったが、3月末、事務局長を務めていた石田真敏衆議院議員(当選3回)が財務副大臣に転出、事務局長が事実上空席になったのを受け、急遽事務局次長に指名され、実質上のとりまとめを委ねられることとなった。
本年3月は、政党助成法の改正、日本年金機構法の改正、国家公務員の夏季ボーナスカットの検討、といった作業が同時並行的に始まり、いずれの仕事でも私がとりまとめ役を担っていたため、時間の使い方には相当な工夫が必要だった。
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児童ポルノ禁止法改正案の審議促進を~「こども」の保護を後退させる民主党案

2009-6-15

讀賣新聞紙上での葉梨康弘の主張

6月9日付讀賣新聞「論陣・論客」、ほぼ一面を費やし、児童ポルノ禁止法改正案に関する私と民主党議員との対談が、掲載された。
児童ポルノの問題に、私は、かれこれ12年越しの関わりを持つ。
すなわち、平成9年から11年までの警察庁少年課理事官在籍時、当時議員立法で検討されていた児童買春・児童ポルノ禁止法の制定・立案に、役所の責任者として関わった。
さらに、衆院議員に初当選後の平成16年、インターネット上の児童ポルノ画像を規制する同法改正案の提出に携わり、参議院での答弁も行った。
そして、昨年には、児童の権利保護の観点から児童ポルノについての規制を強化することを内容とする与党改正案の提出者となり、今、国会に臨んでいる。
さて、児童に対する性的虐待をなくそうという運動は、1980年代、東南アジアなどへの先進国からの「買春ツァー」や、組織犯罪グループが児童を誘拐してポルノを製造する事件などが国際的問題となる中、草の根の市民活動が、世界を動かし、1989年には、国連総会で、「児童の権利に関する条約」が採択されるに至る。
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