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2008年5月27日

社会保険庁ヤミ専従問題対策WT(H20.5.27)

社会保険庁ヤミ専従問題対策ワーキングチーム第1回会合の模様。この日は、社会保険庁から、後継組織である「日本年金機構」に、どれくらいの数の職員が移行する予定かなどのヒアリングを行った。「将来的に、職員数を62%にする。」とのことだが、減らす対象は、ほとんどが非正規職員。正規の職員については、1万数千人の職員のうち、発足時、数百人程度が減らされるに過ぎない。委員の間からも、「お手盛り」といった感想が聞かれた。私たちとしても、国民の常識を大切に、しっかり仕事をしていきたい(コラム参照)。

2008年5月27日

税金泥棒を許すな!TVインタビュー(H20.5.27)

5月27日、私へのTBSのインタビューが、ニュース23で放映された。社保庁労組幹部が、勤務実態もないのに(労働組合活動に専従)税金から給与を貰っていた問題。加えて、こいつらに給与を支払うため、給与関係書類を改竄していた社会保険庁の官僚達も問題だ。実はこの日、自民党に、「社会保険庁ヤミ専従問題対策ワーキングチーム」が発足、私が座長に就任した。今後、色々な妨害や圧力もあるかもしれないが、彼らが、公務員の身分保障の上にあぐらをかいたり、私たちの年金をさわらせることがないよう、頑張っていく。

2008年5月27日

「消費者庁」を実効あるものに(H20.5.27)

5月27日、私が主査を務める中央省庁等改革委員会。写真は、左から園田委員長(政調会長代理)、中馬行政改革本部本部長、私。この日は、福田総理主導で進められている「消費者庁」について、政府における検討状況を聴いた。私は、現在の内閣府国民生活局の惨状(人材不足、権限不足等)を考えると、「消費者庁」という発想は、良い政策だと思う。ただ、役所にまかせておくと、とかく組織の肥大化を招き勝ちだ。この日は、「消費者庁」の制度設計について、私たち行政改革本部が、物を申すことを宣言させていただいた。rn

2008年5月25日

再び児童買春・ポルノ処罰法改正に参画~与党PTで法案とりまとめをリード

与党プロジェクトチームでの発言

5月16日の与党政策調整第2会議室。
与党児童買春・ポルノ処罰法改正プロジェクトチーム(座長・森山真弓・元文相)の第3回会合が開かれ、法律の見直しに向けたとりまとめの議論が行われた。
児童買春行為を処罰するとともに、児童ポルノの販売目的の所持等を禁止する児童買春・ポルノ処罰法は、1999年に成立したが、私は、国会議員になる前、警察庁少年課理事官として、議員立法であるこの法案の制定時の議論に加わってきた。
そして、2004年の見直し時には、衆議院青少年特別委員長代理として、参議院法務委員会で答弁に立たせていただいた。
今回も、森山座長からの要請で、与党PTのメンバーとして、再び、この法律の改正に参画することとなった。
この日のPTでも、この法律が制定されたときの議論の経緯を説明し、いくつかの提案を行った。

2008年5月20日

与党コミュニティ活動基本法検討PT開く~ようやく法案提出にメド

左から桝屋代理、太田座長、私

5月14日の衆議院第1議員会館与党政策調整室、「コミュニティ活動基本法案(仮称)」の策定に向け、「与党コミュニティ活動基本法案検討プロジェクトチーム」の第1回会合が開催され、会議の冒頭、自民党の太田誠一衆議院議員が座長、公明党の桝屋圭吾衆議院議員が座長代理に、私が事務局長に、それぞれ選任された。
この法案は、1昨年12月来、自民党地方行政調査会(当時、太田誠一会長、葉梨康弘事務局長)において、関係者からヒアリングを重ね、昨年5月に「提言」をとりまとめて当時の安倍総理に提出、さらに、参議院選挙後、法案化に向けての作業を進めてきたものだが、手続的には、この日の自公PTのキックオフで、与党提案の議員立法として、今国会に法案を提出するメドがついたことになる。
ただ、問題は、「ネジレ国会」と、民主党の「政局最優先」の姿勢。
今回の法案も、5月13日の道路財源法案の再可決後、国会情勢がどうなるか不透明だったため、この日まで、手続が前に進まないでいた。
しかも、国民生活のためにどんなに良い施策を提案しても、「自公両党の得点にさせない」ため「全てNO」という現在の民主党執行部の姿勢は、とても、「参議院で与党を得た」などと、胸を張れるものではないと思うが、我々としては、愚直に政策の必要性を訴えていくよりほかはあるまい。私たちが提案した政策の内容について述べよう。

2008年5月19日

尾形さんの肉牛牧場(飼料高騰対策PT、H20.5.19)

5月19日の山形・庄内視察の最後は、和牛の繁殖・肥育の一環経営を行う尾形牧場。昨年畜舎を新築したが、折からの子牛価格の低迷の打撃を被っているとのこと。尾形さんは、水田農家と連携して生産組合を作り、そこに堆肥を供給し、タダで施肥までするかわりに、6.6㌶分の稲発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ)を得、主として繁殖牛のエサにしているとのこと。今後は各種の調査研究を進め、生産者に肉質向上の安心感を醸成し、稲発酵粗飼料(=自給飼料)の肥育牛に対する給餌を同素苦心するかということも大きな課題だ。

2008年5月19日

三浦さんの飼料米水田(飼料高騰対策PT、H20.5.19)

5月19日午後は、平田牧場の豚たちにエサ米を供給する三浦農場へ。コスト低減のため直播き栽培を採用、2㌶をエサ米田として使用する。ただ、決して儲かるレベルには達していない。ダダチャ豆の産地庄内は、大豆の転作が盛んだが、その連作障害を防止するため、3~4年に一回エサ米を栽培するという仕組みの中に組み込まれて生きているシステムだ。しかも、ブランド豚を育てる平田牧場が、1㎏46円で買ってくれるからこそ成り立つシステムでもある。台風も近づいた強風の中、色んなことを考えていた。

2008年5月19日

100㌘1200円の豚肉(飼料高騰対策PT、H20.5.19)

山形県酒田市の平田牧場直営店を訪問。中国原産の金華豚、しかも米育ち豚は、牛肉と同様に、赤身にさし(脂肪交雑)が入る上、脂身も、飼料米をエサにすることで柔らかくなるようだ。昼食で頂いたが、非常においしかった。そして、金華豚という希少種を持つことや、平牧三元豚というブランドに、米を飼料としているという付加価値を武器にし、消費者にも受け入れられている。ただ、今後、多収穫の飼料米生産を大々的に拡大していくためには、その一方で、ブランド化しなくとも、自然に定着化していくような誘導策が必要だろう。

2008年5月19日

飼料高騰対策PT平田牧場へ(H20.5.19)

私が座長を務める配合飼料高騰対策PTチームは、5月19日、山形・庄内で現地視察。「米育ち豚」プロジェクトを展開する飼料米使用養豚企業のカリスマ、平田牧場を視察。現場で説明を聴いた後、さらに関係者と懇談した。前列右から谷津義男・総合農政調査会会長代行、新田嘉七・平田牧場社長、加藤紘一・総合農政調査会最高顧問、新田嘉一・平田牧場会長、西川公也・農業基本政策小委員長、山田俊男・参院議員。後列右から私、近藤基彦・農林部会長、吉田・党政調首席調査員。

2008年5月15日

与党児童買春・ポルノ法改正PT開く(H20.5.15)

5月15日は、与党児童買春・ポルノ処罰法改正プロジェクトチームの第3回会合。私は、警察庁少年課理事官だった当時、この法律(議員立法)の制定に、主管官庁の担当官の立場から携わり、また、初当選後すぐに、この法律の改正にも参画した。そんな経験を買われたのか、森山真弓衆議院議員・座長の要請で、このプロジェクトチームに参加、この10年間に及ぶ国際的な議論の経緯を踏まえ、現段階で何をなすべきか、発言させていただいている。この日も、議論の取りまとめに向け、条文イメージも含めた具体的な提案を行う。