わが国とインドネシアのそれぞれの国会議員が参加したセミナーの模様。インドネシアに対するわが国の投資促進や、両国間の人的交流の拡大方策等について活発な討議が行われた。私からは、「投資促進のためにも、インドネシアの対日感情の良好さなどを、両国の国会議員がもっと宣伝していく必要がある。その意味で国会議員同士のフランクな交流は極めて重要で、今日がまさにそのスタートだ。インドネシアも来年4月、わが国も多分1年以内に総選挙があるが、この関係を発展させるためにも、今日列席の議員は、党派と国境を越え、お互い当選を勝ち取ることわ祈ります。」旨発言。
7月24日は、午前中のカラ副大統領との会談の後、午後は、インドネシア国会議事堂内の第1委員会(外交・防衛等担当)室で、インドネシア国会議員とのセミナーに臨む。11年前に私が大使館に駐在していた頃は、インドネシアは、スハルトの開発独裁国家で、国会議員の力は極めて弱かった。しかし、今や民主化が進み、国会議員から閣僚になるケースも増えている。そんな中、国交樹立50年にして初めて、両国議員間の公式のセミナーが開催されることになった。写真は、日本から超党派で参加した議員団。インドネシア国会議事堂前にて。
7月23日から2泊4日で日本インドネシア友好議員連盟の公式派遣でインドネシアを訪問。本年は、国交樹立50周年に当たり、日イの議員で、友好記念セミナーを開催、政治経済問題について討議することとなった。団長は、議連の会長である山崎拓元自民党副総裁。友好セミナーの前に、ユスフ・カラ副大統領と会談。カラ副大統領は、日本への造詣が深く、また、第1党であるゴルカル党総裁として、大きな影響力を持っている。
7月16日は、四ツ谷橋開通式の後東京に出勤。私が座長を務めるヤミ専従問題対策プロジェクトチームの会合を開き、ヤミ給与の支給や受給に関与した社会保険庁の職員には、今後年金業務をさわらせないこととする法律案要綱を提示、了承を得る(コラム参照)。この施策は大きな反響を呼び、当日のニュース23や翌日の朝ズバでも、このような対策をとる必要性を訴えさせていただいた。
7月16日午前10時から取手駅北方の四ツ谷橋開通式。取手市は、JR常磐線で東西が分断され、このような跨線橋は貴重。従来の橋は狭隘で、歩行者の危険も大きかった。この日の開通式では、あいさつで、「とかく公共事業というと、自分のところの道路や橋は必要だが、日本全体ではいらないといった、各論賛成総論反対の議論がまかり通りやすい。この橋の活と卯を契機に、全体としてどのような事業が必要かと言うことを、しっかりと考えていきましょう。」と述べる。
7月14日、石岡市で、「飼料用米に係る説明会」を開催。私は、自民党畜産・酪農対策小委員長として、現在党内で議論されている助成措置の考え方について説明・報告を行った。水田を水田として活用しながら、転作を行うことが可能な飼料用米は、わが国の農地を活用し、穀物自給率を向上させる観点から、現在注目を集めている。ただ、農家がメリットを感じるためには、助成措置をうまくかみ合わせ、売り先を確保することも重要だ。だからこそ、この日の説明は、相当具体的なものとなった。
6月29日は、取手市役所内で、北京オリンピックの自転車競技に出場する長塚智広選手の壮行会。同選手は、シドニー・アテネと銀メダル、今回は金メダルを目指す。「2回の五輪で、取手市民は、大きな勇気を頂いた。今度は、我々が恩返しをする番。熱烈な応援で、銀の壁を突き抜けさせたい。」とあいさつ。ちなみに、取手は、伝統的に自転車競技が盛んだ。私も、今年から、茨城県自転車競技連盟の会長を務めており、応援にも力が入る。