目で見るはなし康弘の活動
国民投票法修正案を提出(H19.3.27)
3月27日、自公両党は、憲法改正国民投票法案の修正案を、中山太郎衆院憲法調査特別委員長に提出した。提出者は、左から、私、船田元経企庁長官、中山委員長をはさんで保岡元法相、公明党の赤松前厚労副大臣。内容的には、実務者レベルにおける、自民・民主・公明の合意を、ほぼ忠実に反映したもので、野党の方にも賛成をしていただきたいし、是非今国会での成立を期すべきだ。ただ、民主党の某代表は、与野党実務者段階での折衝を無視、多分党利党略で、法案審議先送りを主張している。これは大いに問題だ。
中央省庁改革委有識者ヒアリング(H19.3.22)
3月22日は、私が主査を務める中央省庁改革委員会で、有識者(橋本行革当時の首相補佐官だった水野清元総務庁長官(左から3人目)、構想日本代表の加藤秀樹氏(4人目))の意見を聞く。相当突っ込んだお話を聞くことができ、大変参考になった。私は、中央省庁の再々編の問題を、単なる省庁の陣取り合戦に矮小化してはならないと考えている。その意味でも、行政組織を、適切な政治主導、透明性の確保、円滑な総合調整機能の発揮などが実現される仕組みとしていくことが大切だ。
千葉県で憲法ミーティング(H19.3.15)
3月15日は、午前中、憲法調査特別委で、野党欠席の中、公聴会の開催を議決。夕刻まで総務委でNHK予算を審議・採決。すぐに車で千葉県旭市へ。午後8時過ぎから千葉ブロック青年会議所の招きで、民主党の古川元久衆院議員とともに、憲法ミーティングのパネラーに。「いわゆる一般的国民投票制度を盛り込まない法案ではダメ」という小沢民主党代表の考えには付き合えない旨述べる。なぜならば、「憲法改正」以外の、いわゆる一般的国民投票については、その導入の可否も含め、まともな制度設計には、少なくとも数…
圏央道が阿見東まで伸びる(H19.3.10)
3月10日は、首都圏中央連絡道(圏央道)の、つくば・牛久ICと阿見東ICとの間の開通式。私は、わが国の頭脳拠点である「つくば」と、国際拠点である「成田」と、首都東京で囲まれた地域は、21世紀のわが国を牽引する成長のトライアングルであると考えている。さの意味で、つくば・成田を結ぶ圏央道は、その一刻も早いネットワーク化が望まれる。ただ、必要な事業でも、お金はかかる。圏央道なども、1㎞50億円だ。財源の必要性についても、国民の理解を得ていくことが必要だ、
安倍総理との昼食懇談(H19.3.9)
3月9日は、当選2期生と安倍総理との昼食懇談。半年に一遍程度開催されるが、私は、前回地元日程で欠席したため、2ショットの記念撮影を撮らせていただいた。私達からは、生活格差の問題に対処するためにも、我々自民党が進めている改革を加速することが必要であり、総理には、分かりやすい言葉で国民に方って欲しい旨申し上げた。また、総理からは、私に対して、3月1日の予算委員会での私の質問について、「良い質問だった。ご苦労様でした。」との感想が述べられた。
畜産・酪農対策小委員会を主宰(H19.3.8)
3月2日から3月8日まで、党の畜産・酪農小委員会において、来年度の畜産物価格・関連対策について、活発な議論が繰り広げられた。これらの対策は、牛肉の関税などを財源とし、毎年この時期、一般会計とは別途議論されるもので、事業規模は約千億円を超える。詳しくはコラムで述べるが、昨年に引き続き、私が委員長として会議を主宰した。飼料の高騰や牛乳消費の落ち込みなど畜産・酪農を取り巻く環境は厳しい。しかも、3役経験者など大先輩の出席を得る中で会議をサバかせていただき、大変勉強になった。
予算委質疑が全国にTV中継(2)(H19.3.1)
3月1日の質問のポイントは、コラムに書かせていただいた。自民党は、これまで日本の雇用の拡大に貢献してきた中小企業や、行政改革に積極的に取り組む地方自治体、農業を天職としていこうという農家(ほとんどは、富農ではない。)を応援していく。今回の予算でも、一生懸命生きようとする普通の人が報われるような施策を展開していることを、総理自身の口から述べてもらった。民主党が主張するようなバラマキ政策は、何十年か前の考え方で、とても今の時代に実現することは不可能だ。
予算委質疑が全国にTV中継(1)(H19.3.1)
3月1日の午後の衆議院予算委員会は、「地域格差等」に関する集中質疑。総理も出席し、NHKテレビの中継も入る中、40分の時間をいただき、自民党を代表して質問に立たせていただいた(詳しくはコラム参照)。私は、格差の問題に正面から取り組み、景気の回復を実感あるものとしていくためにも、これまで進めてきた構造改革を後退させてはならず、新たなステージに昇華させていくことが必要という立場。私の国会質疑が全国にTV中継されるのは、昨年から通算して、これで4回目だ。
地元でのタウンミーティング(H19.2.24)
2月24日は、北朝鮮問題をテーマとした地元での時局報告とタウンミーティング。約2時間のミーティングで、私が1時間強報告を行い、残り時間を質疑に。北朝鮮人権法の作成者、また、列国議会同盟・アジア太平洋議員フォーラムでの北朝鮮非難決議の提案者として、現場の情報を交えながら、突っ込んだ話をさせていただいた。案内は、新聞折り込みと、早朝の取手駅頭で2日間にわたりチラシを配った程度だったが、それでも、50人以上の参加を得、今まで全く面識のなかった方ともお話ができ、大変良かった。
故山中貞則先生墓参(九州畜産酪農調査)(H19.2.13)
本年の畜産・酪農視察の〆は、戦後の畜産・酪農政策のリード、沖縄の復帰と振興に尽力し、また、「税制のドン」とも言われた故山中貞則衆議院議員(総務・通産・沖縄・環境・防衛相等を歴任。元党税調会長)の墓参。鹿児島選出の森山・加治屋・野村議員、近藤党農林部会長、党政調の吉田さんらとお参りする。山中先生は、国家国民の未来のため、消費税導入推進を堂々と主張して一旦落選するも、その主張を決して曲げない、まさに国士であった。我々もその姿勢にあやかって畜産酪農政策の議論を進めていきたい。