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国民投票制度視察14~ホッツ・スイス内閣府長官

11月11日、ホッツ内閣府長官と会談。rn彼女は、日本で言えば、衆議院事務総長を長く勤めた経歴の持ち主。rn話を聞いていると、「直接民主制」は、3つの民族と4つの公用語を持つ、「人工国家」=「スイス」という国のアイデンディティーそのものという印象を強く持った。

国民投票制度視察6~ドルゴネッツ・スロバキア国会憲法委員長

11月11日、スイス司法省で、マーダー局次長らから国民投票手続きの実務を聴く。rn放送メディアが中立でなければならないことは、スイスでは憲法に規定されており、これが、実定法上、出版メディアとの規制を異にしているという説明。もっとも、わが国でも、放送メディアについては放送法が、その公平性を規定しており、紙のメディアについては法律上明文の規定がないことを考えると、まあ理解できるという印象だった。rnいわゆる郵便投票については、数票から数百票の不正は、言葉は悪いが折り込み済みという…

民投票制度視察5~フォーグル・オーストリア内務省総局長

11月11日、チューリッヒからベルンに向かう高速のSAで、今月27日投票の国民投票運動ポスターを見かける。rn「遺伝子組み替え技術開発凍結」という案件(一般国民からの発議)に対し、「それは進歩ではない」と大書し、NOを呼びかけるもの。rnただ、投票日まで2週間以上あるせいか、また、国民投票に付された案件が比較的おとなしいせいか、国民投票運動ポスターは、注意しなければ目に付かないという感じだった。rn

国民投票制度視察4~サラエボの銃声

11月10日、ハルディマン・スイス国営放送編集長から、国民投票とTV放送の実態について聴く。rn新聞などの出版メディアと異なり、スイスでは、TV・ラジオの中立が、憲法で義務づけられており、CMも禁止。ただし、国民投票については、報道番組の一環として、討論番組が制作されるとのこと。rn放送メディアと出版メディアの規制の差違が興味深かった。

国民投票制度視察3~コネリック・オーストリア憲法裁判所長官

11月10日、アシュバンデン・ノイエチュルヒャー紙編集委員から、スイスにおける国民投票と新聞報道の実態について聴く。rnスイスは、年に4回の国民投票が定期的に行われる、まさに「国民投票のメッカ」。rn新聞も、いろいろな立場の意見を報道しつつも、社説において自紙の意見を述べることができる。勿論広告掲載も自由。rnまた、倫理違反の報道については、自主規制を行う委員会があるとのこと。rn

国民投票制度視察1~オーストリア国会前

11月9日、チーチ大統領府長官を囲んで。rn長官は、ビロード革命前後のチェコスロバキアで、法相、副首相を務め、スロバキア憲法の制定にも主導的立場で参画した。rn長官自身は、国民投票に全幅の信頼を置いている分けではなく、憲法における人権や自由などの基本原則は、国民投票であっても変えるべきではないという立場(実際、スロバキア憲法ではさのように規定されている)。rn旧全体主義国家における投票行動の在り方(「99%が賛成」など)を念頭に置いて憲法を作ったのかも知れない。rn

国民投票制度視察13~マーダー・スイス司法省局次長

スロバキア国民議会の真向かいにあるブラチスラバ(スロバキアの首都)城をバックに記念撮影。rnこの日(11月9日)は、早朝バスでウィーンを発ち、ブラチスラバでの調査を行った後、夕刻にウィーン空港へ、そして、その足でスイスのチューリッヒへという日程だった。

国民投票制度視察12~国民投票運動ポスター

11月9日、ドルゴネッツ憲法委員長はじめ、国会憲法委員会のメンバーと会談。rn「国民投票は、わりに良く使われる政治の道具(ツール)」との説明。メチアル元首相が、NATO加盟等の案件を、国会に諮らずに国民投票に付して(投票率不足等で不成立)葬ってしまったなどの経緯があるらしい。rnまた、スロバキアは、50%の最低得票率制度があるが、最近の国政選挙の投票率は低下傾向にあり、この数回の国民投票も、賛成が多い場合でも不成立という事態が続いていることもあり、委員の多くが、「国民投票を積…