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「ハト派からの改憲論」序説

2004-7-13

憲法問題については、これまでもいろいろな発言を行ってきましたが、去る7月13日号の(財)青少年交友協会の雑誌「野外文化」に、私の主張を寄稿しましたので、抄録いたします。

「ハト派からの改憲論」序説

従来、憲法論争には、「タカ派=改憲論」、「ハト派=護憲論」の色分けがあり、これは、現在も変わっていない。

ただ、戦後教育世代である私自身は、最近、私達が教わったハト派的平和主義の実践のためにも、「現行憲法の存在は、極めて有害かつ危険」との思いを強くしている。

すなわち、今から十年前の平成六年、政権党となった村山社会党は、それまでの頑固な自衛隊違憲主張を一転させ、「自衛隊合憲」を鮮明にする。
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参議院選挙の審判に思う

2004-7-12

参議院選挙の審判に思う

参議院選挙の審判が下った。自民党49議席(改選前51)、民主党50(改選前38)という、自民党にとっては極めて厳しい結果だった。

私は、さきの国会で民主党の年金改革案の余りのお粗末さ(年金は要は負担と給付のバランス。これを無視して「一元化」のお題目を唱えても、何の解決にもならないし、かえって年金財政を破綻に導くだけ。)を目の当たりにしていたから、現在の民主党に、とても政権担当能力があるとは思えない。ただ、衆院段階では、国民負担増とならざるを得ない政府の年金法案の成立に合意していたにもかかわらず、選挙では、掌をかえしたように政府を批判すれば、それは有利だろうし、民主党の議席も増えよう。だからこの選挙、争点という意味では、ちょっとフェアでなかったようにも思う。

しかし、自民党の方に問題がないわけではない。やはり説明が足りない。
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「土地収用に関する勉強会」

2004-6-10

~公共事業は何故コストが高いのか~

4月から国土交通委員会に所属し公共事業等の勉強をしているが、この公共事業関係予算について、最近、2つの役所から正反対にとれる説明を聞いた。

まず財務省主計局、「日本の公共事業予算比率は、諸外国に比べて高い。」。

次に国土交通省道路局「日本で一年間に建設されている道路の総延長は、他の先進諸国と比べるとむしろ少ない。」。

いったいどちらが正しいのだろうか。実は、両方の説明は、いずれも正しい。
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日本・インドネシア友好議員連盟事務局次長に

2004-6-2

日本・インドネシア友好議員連盟事務局次長に

日本・インドネシア友好議員連盟の総会が開かれ、こまで会長を務められていた山崎拓前副総裁が名誉会長に、幹事長の武部勤元農水大臣が会長に、事務局長の松下洋衆議院議員が幹事長にそれぞれ就任し、私が事務局次長に指名されました。

日イ友好議連総会

インドネシアは本年は大統領選挙の年。私は、平成6年から平成9年までジャカルタの日本大使館で勤務し、インドネシアの内政・治安状況の調査を仕事としていましたが、大統領選の有力3候補(メガワティ現大統領、ウィラント元国軍司令官、ユドヨノ元治安担当調整大臣)と、直接言葉を交わしたことのある多分唯一の国会議員でないかと思います。
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憲法改正問題のパネリストに

2004-5-5

憲法改正問題のパネリストに(銀座ブロッサムホール)

憲法改正問題については、党憲法調査会の憲法改正プロジェクトチームの会合全てに出席して意見を述べ、さらに、党機関誌の「月刊自由民主」5月号に、一年生議員の中では初めて論文を寄稿させて頂くなど、今後の日本の行く末を決める問題として、重点的に取り組んできました。

このような活動が第三者の耳に入ったのでしょう、5月3日の憲法記念日には、「21世紀の憲法と日本・有識者懇談会(通称民間憲法臨調)」主催の「第5回公開憲法フォーラム・国会議員に問う、憲法改正の焦点と戦略」に、パネリストとして参加させていただきました。

コーディネーターはジャーナリストの櫻井よしこさん、パネリストとしては、自民党からは、前経済産業大臣・拉致議連会長の平沼赳夫先生と若手代表の私、民主党からは元文部大臣・自民党総務会長の西岡武夫先生と拉致議連事務局次長の松原仁先生の4人という構成ですから、大変名誉なことに思います。
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経営者の役割と政治の役割

2004-1-26

~関正夫茨城県経営者協会会長の叙勲祝賀会での祝辞~

茨城三区選出の葉梨康弘です。

関社長(全国石油商協同組合会長、茨城県経営者協会会長、関彰商事社長等を勤める)、旭日重光章の受章まことにおめでとうございます。

本日は、午前中衆議院の予算委員会があり、午後一番の特急で駆けつけて参りました。

と言いますのは、関社長には、私は勿論ですが、私の父、葉梨信行(前衆議院議員)が、永年にわたり大変お世話になって参りました。本日は、父の分もお祝いを申し上げたく参上した次第です。本当におめでとうございました。

さて、関社長は憶えていらっしゃらないとは思いますが、実は私も、関社長にお世話になった経験がございます。
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