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はなし康弘

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2022年6月25日

6月4日萩原市長後援会勇成会会合

2022年6月25日

6月2日利根川・鬼怒川左岸堤防及び稲戸井調整池の早期整備に関する要望活動

2022年5月19日

自民党茨城県連政経フォーラム(R4.5.15)

2022年5月19日

自由民主党茨城第三選挙区支部総会(R4.5.8)

2022年5月19日

第43回こども天国(R4.4.29)

2022年5月19日

河内町産業観光交流拠点施設「かわち夢楽」先行オープン(R4.4.17)

2022年5月19日

公明党時局講演会(R4.4.12)

2022年5月19日

公明党時局講演会(R4.4.5)

2022年4月10日

ご挨拶

本年は、年初来、衆議院予算委員会の理事として、連日予算審議に当たって参りましたが、令和4年度当初予算は、お陰様で、令和3年度内に成立することができました。しかし、3年目となるコロナ禍に加え、2月24日には、ロシアがウクライナへの侵略を開始、世界の情勢は、一気に不透明さを増しています。もとよりロシアの蛮行は、決して許すことはできません。エネルギーや食料の値上がりなど、わが国への影響も懸念されますが、私たちは、しっかりしたセフティネットを講じつつ、国際社会と連携し、毅然とした態度で危機に対処しなければなりません。そのためには、安定的な政権基盤の継続が何よりも重要です。

2022年4月10日

コロナ禍の下でも賃上げを~予算委員会で質疑

1月31日の衆議院予算委員会、私は、岸田総理ほか関係閣僚に対し30分間の質疑を行い。その模様がテレビ中継された。
テーマは、「統計問題等に関する集中質疑」。
年初来、一部報道により、国土交通省における基幹統計の計上ミスの指摘があり、野党の皆さんから、「意図的な改ざん」ではないかという疑念が呈せられ、この日の集中審議となった。

私は、質疑の前半で、国土交通省の統計に関する問題を取り上げ、後半は、国税庁と財務省の統計を比較して用いることで、統計から見えてくるわが国経済の姿を取り上げた。

前半は、動画にアップしてあるのでそちらに譲ることとしたいが、かなり技術的な質疑ではある。要は、国土交通省の計上ミス自体は、明らかなミスで、許されるものではないが、問題となった統計の性質上、「意図的な改ざん」があったとは考えにくく、さらに、この計上ミスが、GDPの数値に影響があるとは考えられないという内容。
ただ、この日いささかいぶかしかったのは、私に続く野党の質疑者が、ほとんど統計問題を取り上げず、「ワクチンの3回目接種が遅い」などの政府批判に終始したことだ。
まあ、技術的な内容が多いので、国民の前の質疑という形で料理するのは大変という事情もあったのかも知れないが。

後半の質疑は、財務省の法人税収統計と、国税庁の平均給与統計を並べて用いた。
法人税は、企業の利益に課税され、その実効税率は、現在29%程度だ。平成27・28年の法人税改革で、税率の下がった年は別として、労働分配率がほぼ同じと仮定すれば、法人税収の上がる年は(儲かった年)、それにつれて、平均給与も上がっているはずだ。
写真は、質疑で用いたパネルだ。令和元年(消費税引き上げの反動減で景気が落ち込んだ。)までは、法人税収と平均給与は、正の相関関係にあった。

ところが、令和2年と令和3年については、これが、「負の相関関係」、すなわち、法人税収は対前年比でプラスとなっているにもかかわらず、平均給与は、対前年比でマイナスとなってしまった。
これは、令和2年と3年の春闘前における企業の業績見通しが、コロナ禍の影響で悪くなると予想されたため、あまり賃上げをしなかったのに(労働組合の強気の要求を控えたと思われる。)、実はこれらの年の企業利益は見通しに比べて大幅に伸びたことによる。
もっとも、企業や労働組合の見通しを責めるのは酷な面もある。財政当局も、コロナ禍の影響を過大に見積もっていたふしがあるからだ。すなわち、令和2年の法人税収は約3兆円、令和3年の法人税収は約4兆円、それぞれ、当初見通しよりも上振れした。

もとより、コロナ禍の中、観光や飲食など、業績の落ち込んだ企業は多い。しかし、それ以外の産業、特に大企業は、確実に利益を上げているということだ。
ところが、令和2年の春闘時にはダイヤモンドプリンセス号や学校一斉休校などがあり、令和3年の同時期には年初からの緊急事態宣言などもあり、先行きが見通せない雰囲気が世の中にまん延し、これが平均給与の低下をもたらしてしまった。

この日私は、確かにコロナ禍は大変だが、法人税収を見れば、儲かっている企業が多いという実態を示した上で、これらの企業に賃上げをリードしてもらわなければならない旨、岸田総理に訴えた。

コロナの影響で、原油、食料、飼料等、国民生活に必須な物資が値上がりしつつある。だからこそ、コロナ禍の中でも、是非賃上げを実現したいものだ。