10月30日、つくば市にある農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)を視察。スマート農業の技術開発の状況を実地に視察するとともに、意見交換を行った。非常に有意義な視察になったと思う。
10月29日、埼玉県鴻巣市の皆さんの要請を受ける。案件は、高収益作物次期作支援交付金の件。野菜、果樹、茶、花きなどの高収益作物を生産する農家の次期作支援については、コロナ対策なので、「減収」を要件とする運用の変更を行ったところ、減収していなくても交付金を当て込んで投資を行った農家に対する手当がないという問題が出来した。このことは党の役員会でも議論となり、私が、「しっかり検討する」と引き取った経緯がある。この日は、その経緯を説明し、ある程度安心していただいた。
10月29日、石川県の河北潟地区土地改良事業推進協議会の皆さんの要請を受ける。河北潟の土地改良事業は、水田の高収益作物畑への転換など、地域において大きな役割を果たしている。土地改良事業全体の予算確保や、維持管理への支援は大変重要な課題だ。
10月27日、全国の大規模な土地改良区が加盟する全国大規模農業水利事業協議会の要請を受ける。私の地元でも、新利根川土地改良区が会員となっている。水利の保全管理、防災・減災は大変大きな課題で、しっかり対応していく必要がある。
10月23日、福島県西郷町の家畜化医療センター内に設置された口蹄疫慰霊碑の前で、宮崎口蹄疫から10年の慰霊祭が開催された。平成22年4月に宮崎県で発生した口蹄疫(家畜伝染病)により、297,808頭の牛・豚が殺処分された。今、既に国内で発生している豚熱(豚コレラ)、国内への流入を阻止しなければならないアフリカ豚熱(有効なワクチンがない)、野鳥から既に確認されている鳥インフルエンザなど、家畜伝染病の脅威には、最大級の警戒が必要だ。この日の慰霊祭では、そんな決意を新たにした。
10月22日、日本花き生産協会の皆さんの要請を受ける。コロナ対策の本年度第1次補正予算で予算化した「高収益作物次期作支援交付金」関連の要請だ。当初、コロナの影響は、ほぼ全ての高収益作物(花き、茶、野菜、果樹など)に及ぶと考えられ、交付要件に「減収要件」を盛り込まなかったが、減収していない農家にも交付金が渡るのはいかがなものかという指摘もあり、12日、交付要件に「減収要件」を追加することとしたことに関し、これを元に戻して欲しいという要請だ。このような要請は他の団体からも多くあり、自民党とも調整した結果、既にこの交付金を当て込んで投資を行った農家には、交付金が手元に届くよう、所要の修正を行うことになった。
10月21日、関東の港湾を考える意見交換会。千葉県と茨城県の関係者が集まり、意見交換を行った。もとより、港湾は非常に大切だが、この日は何故か、茨城県選出国会議員の出席は私1人で、何とか義理を果たすことができた。
10月20日、盛岡南部地区土地改良促進協議会による土地改良事業予算確保の要請を受ける。これから年末にかけ、このような要請活動を受けることが多くなる。
10月9日、わが国の南に接近しつつある台風14号に関する関係閣僚会議が官邸で開催される。コロナ禍の中、もしもの場合をされるため、閣僚会議も、省によっては副大臣が出席することとなっている。
9月26日、群馬県での養豚農場での豚熱(豚コレラ)発生を受け、急遽、豚熱・アフリカ豚熱対策本部が開催された。豚熱は、昨年11月に、飼養豚に対するワクチンの予防的接種が決まって以降、沖縄で発生を見たものの、この半年間は発生を見ていなかった。私からは、「ワクチンの接種で安心して、飼養衛生管理(ウィルスの侵入防護措置)がおろそかになっていないか、しっかり確認徹底して欲しい。」旨発言した。