今日は北朝鮮の核実験対応シナリオの話題。
5月31日、「対北朝鮮経済制裁シミュレーションチーム」(我々若手議員12名のメンバーで構成)会合で、北朝鮮が核実験という暴挙に至った場合、わが国として外交努力を行うのは勿論のこと、たとえ単独でも、毅然として制裁を発動すべきというシナリオをまとめた。今日は、小泉純一郎内閣総理大臣へのお役人給与改革に関する緊急提言の申し入れと、総理の反応の話題。
そして、これら申し入れに際しては、私が、議連の事務局長として、提言内容の説明役を引き受けることとなった。
緊急提言の概要については、先のコラムに書いたので、ここでは触れない。今日は、小泉総理とのやりとりを、差し支えない範囲で紹介してみよう。
官邸5階の総理応接室、まず、議連役員である6人の議員が総理と握手、石田真敏衆議院議員(議連会長)などの挨拶の後、私から内容の説明に移った。
私がまず、「総理は、郵政改革を、改革の『本丸』と言われていますが、公務員改革は、いわば、改革の『土台』、『石垣』と言うべきものでは」と切り出す。
そして内容の説明。
総理からは、我々の方向性を、「昨日の経済財政諮問会議(総理を議長に、予算の基本方針等を決定。)でも、公務員の総人件費抑制の議論が出た。
公務員の給与改革は、大変良いところに目をつけた。
しっかりやっていかなければならない。」と評価した上、「ただ、改革は、総論のかけ声だけでなく、各論が大事。」とのアドバイス。
「公務員給与改革断行を求める若手議員の会」事務局長として、議連役員とともに、小泉純一郎総理に対し、緊急提言の申し入れを行う。小泉総理からは、「(私は、)改革断行で『独裁者』と言われているらしいが、若手の皆さんが、私に、『もっと改革しろ』と突き上げて欲しい。」と若手のさらなる奮起への期待が述べられる。この日は、同じ公務員給与の問題で、連合の笹森会長も、総理に対し、見直しに慎重な立場から申し入れを行ったとのこと。
今日は、公務員給与改革断行に向けての提言とりまとめの話題。
今日は、衆議院本会議での代表質問の話題。
衆議院本会議で、国土総合開発法の審議に関連し、与党を代表して質問(コラム参照)。委員会質疑と違い、気合いが入る。質問後、「赤旗」の記者から、「とかく軽薄な民主党の質問と違いを見せつけた。内容、気合いとも十分。」と誉められる。変な気分。
5月11日の視察は、午前5時半常磐線取手駅発、7時羽田空港着、9時半福岡空港着、防災服に着替えて博多港周辺の仮設住宅視察、被災ビル視察、県庁で協議、被災した海浜公園視察、志賀島の寸断された道路を視察、玄海島に渡船して被災状況視察、住民と協議、博多港に帰って港湾の被災現場視察、午後4時福岡空港着、背広に着替えて4時半福岡空港発、6時羽田空港着、8時常磐線取手駅着。誰が組んだか知れないがかなりの強行軍。それでも、実際に現場を見ることの大切さを改めて感じた。
党総務会で、葉梨康弘の説明に耳を傾ける党5役。奥から、片山参院幹事長、青木参院議員会長、与謝野政調会長、久間総務会長、武部幹事長。私の案件の後、郵政民営化法案の審議。亀井静香元政調会長、藤井孝男元運輸相等の反対意見あったが、3時間にわたる審議の末、今後の修正等も含みで、政府案の提出を了承。私は、たまたま一部始終を見ることができた。この件は、あとで、私の見解をコラムにでもしたいと思う。お楽しみに。
今日の話題は探偵業新法の法案。
すでに、去る4月27日には、自民党の政調審議会・総務会でも立法化の承認をいただいており、いよいよ、会期中成立を目指すことになる。
私がプロジェクトチームに関わった議員立法は、初当選以来の1年半で、昨年の通常国会の児童ポルノ禁止法改正(参院で提案者として答弁)、先の臨時国会及び今通常国会でのオレオレ詐欺対策2法、さらに北朝鮮人権法案に続き5本目。
ただ、条文数20条を越える新法を書き下ろすのは勿論初めて。
しかも、今回の法律案は、「政治主導・若手主導」の新しいスタイルの議員立法といえる。第1は、「政と官」の関係で、完全な政治主導ということ。
探偵業という業態、そもそも、個人情報の保護に密接に関わり、法規制には政治的判断が必要だ。
この日は衆議院国土交通委員会の公式派遣。橘委員長以下12名の議員団に加わり、福岡西方沖地震で大きな被害を受けた玄海島を初めとした被災地を視察。緊急的・応急的な対策は、災害対策特別委員会が責任を持つが、こと復興については、国土交通委員会の仕事。地震後1月半たったが、写真のとおり、斜面の家々は倒壊したまま。3月20日の地震では、上の家が落ちてきて下の家を押しつぶし、さらにもっと下の家を押しつぶすという、「家の雪崩」が発生。復興のために何とかしなければという思いを強くした。