8月8日、郵政民営化関連法案が参議院で否決され、小泉総理は衆議院を解散、政局は総選挙に突入した。
○改革の継続か、耳障りの良い政策による改革の停滞か
今回の解散は、郵政民営化問題も含めた構造改革を進めるべきか、これをストップさせ、改革を停滞させるべきかということが争点だ。
内外に諸課題が山積する中、これから進める改革には、今まで以上の痛みが伴う。
例えば、社会保障改革、1000兆円の借金を抱える中で、高齢者の方にも、一定のご不便をかけていくことになる。
さらに、公務員制度改革、公務員の給与について、大幅な見直しを行うから、当然公務員のご家庭からは不満も出よう。
改革を進めるには、皆に良い顔はできない。
しかし、わが国の生き残りのためには、やはり改革推進は必須。
それなのに、郵便局長さんや労働組合員に、一時つらい思いをさせるからといって、法案自体を葬り去るようで、民主党や自民党造反組は、本当に、社会保障、公務員制度などの大改革に取り組めるのだろうか。
今日は、憲法の話を枕に、新生自民党を創る決意を書こう。
今日8月5日、前々からの懸案だった「探偵業新法案」を、自・公の法案として衆議院の議員部に提出。議員立法案として正式に登録された。
8月3日は、文部科学委員会で、中山成彬文部科学大臣に対する質疑( 次をクリック!http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=27873&media_type=wb&lang=j&spkid=7004&time=00:44:06.4)。
8月3日の文部科学委での質問の冒頭、1日に急逝された永岡洋治先輩に弔意を表す。夕方は茨城県総和町「利根みどり館」の通夜会場へ。昨年の今晩、私は、同じ「利根みどり館」で、自民党総和支部主催の講演を行っていた(目で見る活動日誌028)。懇親会には永岡先輩も出席し大いに歓談。だからこそ悲しい。そして、お隣りの選挙区で、永岡先輩の日頃の苦労を知っているからこそ、その死の理由を、何かの圧力があったからと、昨今の政局に絡め軽々に即断し、利用しようとすることは、故人に対する冒涜だと思う。
今日は文部科学委で中山文科相に対する質疑。この日で、当選以来28回目の質問・発言となる。冒頭8月1日に急逝された永岡衆院議員に弔意を表した後、文相に、地元の藤代高校も出場する甲子園の球児に対する心からの励ましを要請。その上で、こどもに対する教育を充実するため、児童数が過小となっている学校への対策や、登下校の安全確保対策について質疑に入る。これは、今まで余り議論されてこなかった論点で、その内容は、コラムで書いていきたい。
8月2日は、私が提案した「偽造・盗難キャッシュカード対策法案」の参議院財政金融委員会での審議。昨年の児童買春・ポルノ法の改正に引き続き、参議院では2回目の答弁に立つ。財政金融関係の質疑は、細かい知識を必要とするものが多いが、衆議院に引き続き、預貯金者の保護のために実際にワークする仕組みとなるよう、丁寧、かつ、誠実に答弁したつもり。永田町も郵政反対派の感情的な言動が目に付くが、本来、このような地道な活動こそ大切だ。
憲法と日本への思いは、しっかりと語っていこう。この日は、郡山からとって返し、やはり上野経由常磐線快速で午後3時過ぎに取手着。それから深夜まで、地元の夏祭りを回り、旧知の方々と親交を深める。
7月30日は、早朝取手発の快速に乗り上野経由郡山へ。11時30分から自民党福島県連で憲法について講演。普通、党本部の派遣講師に当選1回生が指名されることはないが、私の場合、昨年夏の山梨、秋の埼玉に次ぎ3回目。党本部からも、「葉梨さんには、お時間さえ空けば、もっと色んなところで講演して欲しい」と言われている。この日は300人が集まった。
今日は、つくばエキスプレス(TX)の開業までの物語の続き。