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はなし康弘

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2006年2月15日

機関紙「自由民主」特集に登場(H18.2.15)

2月15日、「食の安心・安全」をテーマに、党農林部会長代理・畜産酪農小委員長として、党本部主催の座談会が企画された。その模様は、3月中旬発行予定の機関紙「自由民主」の特集「議員にクリック」(新聞で2面ぶちぬき)に掲載される予定だ。東京都在住の主婦の方お2人を相手に、折からのBSE問題、鳥インフルエンザ問題、野菜の高騰問題など、関心の高いテーマに話がつきなかった。

2006年2月13日

鈴木牧場にて(北海道畜産・酪農視察3)(H18.2.13)

視察日程は、国会審議の関係から、日曜と月曜を使うことに。全日程に同行して頂いた北海道選出の中川義雄参議院議員(元農林部会長)に感謝。十勝支庁・士幌町の鈴木牧場は、家族経営でありながら道内家族経営の約4倍の乳牛(400頭)を飼育する。徹底的な衛生管理、工程管理、さらには牛の糞尿を発酵させ、発電までしてしまう。大変なアイディアがある。だから国内外から視察社が絶えない。改めて、農業こそが、頭を使う産業であると言うことを思い知らされた。

2006年2月12日

中村牧場にて(北海道畜産・酪農調査2)(H18.2.12)

釧路市(旧阿寒町)の中村牧場は、典型的な家族経営の牧場。お金をできるだけかけないようにしつつ、高品質・高収量を目指す堅実な姿勢に好感が持てる。大先輩の中川義雄参議院議員(左端)とともに訪れる。牛舎視察中、乳牛のした糞尿がはね、私たちのスーツのズボンにちょっとかかってしまった。奥様が大変恐縮し、すぐに濡れ雑巾を用意して頂き、なにくれと気をつかっていただいたが、むしろ、かえって申し訳ないような気がした。

2006年2月12日

トミー牧場全景(北海道畜産・酪農調査1)(H18.2.12)

自民党畜産・酪農小委員会委員長としての初仕事は、3月の畜産物価格決定前に、産地の現状を視察し要望を聴取すること。国内の生乳需要減など、状況は大変厳しいが、だからこそ、現場の努力を、丹念に聞いて回ることが大切。写真は、車窓から眺めた釧路支庁・鶴居町(丹頂鶴で有名)のトミー牧場全景。時間は午後2時過ぎだが、外気温は零下8度。この季節、北海道の農業は、酷寒の中にある。

2006年2月10日

鳥インフルエンザ対策で総務次官に陳情(H18.2.10)

茨城県で発生した鳥インフルエンザ対策については、党畜産・酪農対策小委員会委員長である私が中心となって、農水省や県も交え、対策を取りまとめている。その過程で、抗体陽性鶏の焼却にかかる費用が約45億円に上ることが判明、その半額が県の負担になる。このため、私から茨城県に対し、豪雪災害と同じ理屈で、総務省に特別交付税措置を陳情してはと提案。この日は、橋本茨城県知事とともに、総務次官(大臣は、急きょ予算委員会が入る。)などに陳情活動を行う。

2006年2月9日

北朝鮮人権法骨子案をとりまとめる(H18.2.9)

2月9日の対北朝鮮経済制裁シミュレーションチーム。逢沢拉致対策本部長(幹事長代理)の出席を得、私が責任者として作成した「北朝鮮人権法案(仮称)」の骨子案について討議、了承を得る。その内容については、別途コラムに書くこととするが、今後、拉致対策本部や関係部会で了承を得た上、今国会での成立を目指すことになる。

2006年1月30日

肉・ミルク・卵の安全保障~自民党・畜産酪農対策小委員会委員長に就任

1月27日の自民党総合農政調査会。

畜産・酪農小委員長の就任挨拶

私は、調査会に置かれた3つの小委員会(農業基本、畑作、畜酪)の1つである、「畜産・酪農対策小委員会」の委員長に指名された。
次に述べるように、この委員会の職責は重い。
役者不足であるが、選んでいただいた皆さんの期待に応えられるよう、しっかり仕事をしていきたい。
実は、畜産・酪農関係では、国の本予算とは別に、輸入肉の関税などを原資とする関連対策事業(数百億円規模)がある。その具体的対策を、実質的に決めていくのがこの委員会だ。
また、委員会は、年度における事実上の牛乳の生産枠なども決めることとなるので、いきおい、委員長ポストは、全国の畜産・酪農関係者から、極めて注目されることになる。
ただ、茨城県自体は大畜産県だが、私自身の選挙区内の畜産・酪農農家は、全部で200票足らず。決して票のための仕事ではない。
でも、この数年、廃業しようかと悩む地元酪農家の話を直接聞く中で、食(料)の安全保障と食(品)の安全確保という、生産者・消費者双方に共通する観点から、畜産・酪農対策を考えていかねばならないことを痛感するようになっていった。さて、もともと、「畜産・酪農対策小委員長」のポストは、畜産・酪農関係者の死活問題を決定する役割を担っている上、各方面の利害調整を必要とするため、最近では、農林関係議員のうち、各省政務官経験者(衆院では3期生が標準)が就く慣例だった。
だから、酪農地帯・道東出身の武部幹事長(元農水大臣)に、2期生なりたての私が指名されたことを報告すると、「ずいぶん出世したな。しかもあそこは出世コースだ。」と冷やかされた位だ。
いずれにせよ、大変有り難いことだ。

2006年1月27日

畜産酪農対策小委員会委員長(H18.1.27)

1月27日、自民党総合農政調査会・畜産酪農対策小委員会委員長に就任(コラム参照)。本来の生乳・食肉対策も、勿論一生懸命やっていく。ただ今年はそのほかに、鳥インフルエンザや米国産牛問題もある。国土交通委員会での姉歯事件の問題もこれあり、今年は年初来、とにかく忙しい。 

2006年1月19日

姉歯事件の真相解明のために~元請け設計会社等に質疑

1月19日の衆議院国土交通委員会の閉会中審査。

1月19日の国土交通委員会

私は、耐震強度偽装問題に関し、(本事件の「黒幕」とも報道されることのある)総合経営研究所の四カ所チーフコンサルタント、姉歯元建築士(以下敬称略)に構造設計を下請けに出した平成設計の山口社長、スペースワンの井上代表らに対する参考人質疑に立った。
自民党の質問者は4名で、私はアンカーマン。
おおむねの役割分担は、まず3人が各参考人に事実関係等を詰め、私が、元請け設計事務所の責任などを質し、併せて、自民党としての真相解明への決意を明らかにしようというものだ。
その模様は、「姉歯発注は小嶋社長の指示」といった見出しで、夜のニュースにも大きく取り上げられた。
ここでは、私の質問のねらいについて書いてみよう。参考人質疑は、議院証言法に基づく証人喚問とは異なり、「偽証罪」などを問うことができない。
今日の参考人に、刑事事件の嫌疑がかけられているというわけではないが、参考人にとって不利な事柄については、どうしても、「言った」、「言わない」になり勝ちだ。
そこで、元請け設計会社に本当のことを言ってもらうためにも、私は、「元請け責任」が免れないことから質疑を始めた。
一連の耐震強度偽装事件では、建築確認申請時に提出される構造詳細図と構造計算書が、姉歯によって偽装されたことが問題となっている。
ところが、国土交通省の調べでは、作成者の署名捺印を必要とする構造詳細図の作成者は、多くの場合、元請けの設計会社だ。
だから、もとは姉歯が作ったものとはいえ、「建築士が見れば明らかにおかしいと思える構造詳細図(『10階と1階の柱の太さが同じ』など。)」に、作成者として署名捺印し、建築確認を申請した元請け設計会社の責任は重い。
私はまずこの点を議論、元請け設計会社には、最低でも、民事(損害賠償)、行政(免許取消等の行政処分)上の責任が免れないことを指摘した。

2006年1月19日

参考人質疑が全国中継(H18.1.19)

耐震偽装事件についての国土交通委員会での質疑(NHKで全国中継、コラム参照)。前日に衛藤筆頭理事から質問を依頼されたとき、質疑順は、既に質問が予定されている他の質疑者(1年生議員も多く、どういう質問になるのか分からない。)を先にしていただき、自民党のラストバッターとなることを希望した。重複する質問は行わず、多角的な質問をすることにより、自民党として、国民に対し、事実解明に全力を挙げていることを示すためだ。国土交通委員ゆえ、事件の中身はおおむね頭に入っていたが、それでも前日は徹夜での質問準備になった。