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はなし康弘

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2006年9月29日

全国に先駆けての県議選(H18.9.29)

茨城県議会議員選挙は、全国に先駆け、今年の12月に行われる変則の選挙。茨城県議会は、「自民党王国」と言われ、現在、65名の総定数のうち、46名が自民党。野党の存在価値は勿論あろうが、選挙区に1人も自民党県議がいないと、まちづくりが円滑に回らないのも現実だ。茨城3区内で自民党県議がいないのは北相馬郡選挙区(旧藤代町(現取手市)・利根町)のみ。本人・家族も悩み抜いた末、旧藤代町長の小林靖男さん(右から2人)に、やっと出馬の決断をしていただいた。写真は、右から、塚本光男取手市長、小林靖男氏、私、井原正光利根町長。結束を誓い合った瞬間だ。

2006年9月26日

首班指名(H18.9.26)

9月26日、小泉内閣の総辞職に伴い、第165回臨時国家が招集され、安倍晋三自民党総裁が、第90代内閣総理大臣に指名された。投票用紙は写真の通りで、被指名者と投票者の氏名を記載する。夕刻には組閣。それぞれの重要分野に政策通を配した安定感と中堅・若手の積極登用による清新さとのバランスのとれた布陣だと思う。安倍新政権には、極端な国家主義を排するバランス感覚を持ちつつ、殊に内政面で、構造改革の思想を、わが国の生き様として国民の間に無理なく根付かせることにより、誇りと希望に満ちた国づくりを推進することを期待する。

2006年9月20日

安倍晋三新総裁が誕生(H18.9.20)

9月20日は、自由民主党総裁選挙の投開票。安倍晋三候補が、有効投票の3分の2を獲得、第21代自民党総裁に就任した。写真は、両院議員総会における安倍新総裁の就任挨拶。今回の総裁選挙では、麻生・谷垣両候補の健闘も光った。安倍候補の圧倒的優勢が伝えられながら、果敢に、オープンな政策論争を挑み、これが予想を超える得票に結びついた。ベテラン議員の談合で、選挙もなく代表が決まってしまう民主党と、冷や飯も覚悟で、国民に開かれた政策論争を行おうという自民党との違いを見せつけた選挙だった。

2006年9月19日

自由民主党総裁選挙を語る~私が安倍晋三候補を支援する理由

出陣式での安倍候補(葉梨写す)

9月8日に告示された自民党の総裁選挙は、いよいよ明日投開票が行われ、第21代自由民主党総裁、すなわち、次の内閣総理大臣が誕生する。
私自身は、6月に発足した再チャレンジ議員連盟(安倍候補の支援母体)に参加、さらに8月23日には、地元議員として安倍候補に同行、自民党茨城県支部連合会(党員票が全国2位)に支持を要請するなど、総裁選の告示前から、安倍候補陣営で活動してきた。
ただ、9月に入り、コラムの更新をしなかったのは、総裁選挙に時間をとられてしまったという理由だけではない。
実は、私が条文を書き、この6月に成立した探偵業法(議員立法)についての解説書執筆を求める声があり、臨時国会招集前には仕上げる必要があったため、このところ、昼間は総裁選挙関係の活動、夜は執筆活動(何とか原稿用紙400枚ほどの本を仕上げた)といった毎日で、私自身に時間的余裕がなかったためだ。
そして、今日までに、総裁選の活動や執筆活動がやっと一段落、有楽町での総裁選街頭演説から帰宅して書く久しぶりのコラムでは、私が何故安倍晋三候補を支持することとしたか述べてみよう。その理由は、「改革に後戻りは許されない」ということに尽きる。

2006年9月17日

各市町村の敬老会にて(H18.9.17)

9月17日と18日は、各市町村の敬老会が集中。一昔前のような「人生ご苦労様でした、これからは楽をして下さい」といったトーンは、残念ながら薄れ、人口減問題が話題となったり、敬老会自体も質素になるなど様変わりの印象。ただ、活力ある社会を造るためには、高齢者の方が、いかに自信をもって、現役で活躍していただくかということが大きな鍵だ。「今年よりも来年がより良くなるよう、我々政治家も命がけで頑張るので、高齢者の皆様には、未来を期待して、元気な現役として暮らしていただきたい。」と挨拶。

2006年8月31日

全豪酪農協会長らと会談(H18.8.31)

オーストラリア農業界のトップ、全豪酪農協会長のアラン・バージェス氏(私の左)が来日、党の畜産酪農小委員長である私との会見を希望、この日の面談となった。先方からは、日豪FTA(自由貿易協定)締結への強い希望が述べられた。しかし、私から、わが国における乳製品消費の減退や、駄牛淘汰にまで追い込まれている実情を説明した上、FTAだけでなく、消費拡大方策などの日豪協力の可能性について水を向けた。先方も、「協力の場面はFTAだけとは限らない、是非積極的な相互理解を深めたい。」と応じた。

2006年8月24日

総務委員会閉会中審査(H18.8.24)

衆議院総務委員会の閉会中審査で、竹中総務大臣及び谷人事院総裁に対して質疑。今年の人事院勧告は、いわゆるラスパイレス方式による比較を堅持した上で、官民給与の民間における比較対象を、従業員100人以上の企業から50人以上のそれに引き下げるべきと言う内容(この勧告の具体的意味については、コラムでも述べることとする)。総務委理事と言うことで質問を引き受けたが、「公務員給与改革断行を求める若手議員の会」事務局長としても、今後の課題を整理させていただいた質疑だった。

2006年8月19日

モンゴルで各国議員と北朝鮮問題を議論(2)~わが国の立場を明らかに

総会を終えて参加議員と

モンゴル・ウランバートルでの「北朝鮮人権・難民問題国際議員連盟」は、8月7日に総会が開催され、翌8日には、わが国議員団と、モンゴル側議員団との懇談会が持たれた。
総会への参加国は、日本、韓国のほか、EUから英国、アフリカからアンゴラとブルンジ。
参加者も30名弱、総会の途中で、通訳の不具合が発生するなど、まさに手作りの会議といったおもむき。
会議の目的は、もとより、北朝鮮当局による人権侵害問題に対処するため、国際的な世論を盛り上げていこうというものだ。
ただ、今回は、わが国与党として、初の公式参加。

2006年8月18日

守谷トンネル4車線供用(H18.8.18)

昨年8月24日、都心・秋葉原と研究学園・つくばを結ぶ「つくばエキスプレス(TX)」が開業した。私の選挙区にある守谷駅は、その中核駅だ。そして今、TXの線路に沿った都市軸道路の建設が進んでいる。今日は、そのTXと交差する、関東鉄道常総線及び国道294号の地下を通過する「都市軸道路守谷トンネル」の開通式。私も、議連の中核として、社会資本の戦略的整備に意を用いていきたい。写真は、左から、小川県会議員、川俣副知事、私、会田守谷市長。

2006年8月17日

モンゴルで各国議員と北朝鮮問題を議論(1)~国際議連総会の意義

8月7日の会議開催前のスナップ

8月6日から8月9日まで、私はモンゴルに出張、「北朝鮮人権・難民問題国際議員連盟」総会に参加してきた。
この国際議員連盟は、2003年、日本の民主党と韓国のハンナラ党という、日韓の最大野党の議員が中心となって発足し、わが国側の代表は、民主党の中川正春衆議院議員が務めている。
これまで、第1回のソウルでの総会には、わが国自民党からの参加はゼロ(当時、党として、議連の存在を認知していなかったようだ)、第2回東京会議は、わが党の小林温参議院議員が、たまたま個人の資格で参加したという。
しかしながら、北朝鮮の人権問題は、拉致問題を抱えるわが国として、当然、与野党問わず積極的に取り組むべき課題だ。
6月13日、私達自民党拉致対策本部メンバーが訪韓した折、会談したハンナラ党の黄議員から、この議連の存在と、モンゴルでの会議の予定を聞いた。
そこで、民主党の中川議員の了承も得、自民党として、前回会議にも参加した小林温参議院議員と私の2人を、正規の党の代表として、モンゴルに派遣することになったわけだ。この議連の共同代表は、韓国ハンラナ党の黄議員、わが国民主党の中川議員が務めており、事務局は韓国にある。