6月17日、食料・農業・農村政策審議会が開催された。先の鳥イエンザエンザの大量発生を踏まえ、省内や自民党内でも、飼養衛生管理の強化策等について議論を行ってきた。漸くその議論がまとまり、省令や指針の改正について、食料・農業・農村政策審議会に諮問する運びになった。これから精力的に、専門的なご議論をいただくことになる。なお、会議はオンラインで行われた。
6月17日、達増岩手県知事から、オンラインで要請を受ける。内容は、原木シイタケへの支援、米の転作の拡大、鮭の不良対策等。特に米の転作拡大については、まさに今が正念場のため、こちらからも更なる協力を要請した。
6月17日、日本養豚協会からの要請を受ける。アフリカ豚熱対策の水際対策の徹底や、科学的エビデンスに基づく効果的ワクチン接種等の要望があり、必要な対応を行う旨申し上げた。
6月15日、国連食糧農業機関の総会に臨む。本年はオンライン開催となったが、日本政府を代表して、8分ほどのスピーチを英語で行った。5月に策定したみどりの食料システム戦略について説明した上、東京栄養サミットの重要性についても触れた。また、不透明な食料農産品の輸出規制に問題提起をした上、本年石川県の能登で開かれる世界農業遺産会議のPRも行った。
6月14日、農林水産省緊急自然災害対策本部が、各農政局等とオンラインでつないで開催された。本年は、西日本の梅雨入りは早かったが、東日本は例年よりも遅い。例年、7月は、大雨被害が多いが、その前に万全の備えをしておくための開催だ。その上で、本年は、災害に見舞われないで欲しいと、心から思う。
6月11日、日本開拓者連盟からの要請を受ける。要請は、牛や豚に係る対策について万全を期していただきたいこと、また、輸入餌の高騰にも注視していただきたいこと等多岐の項目にわたった。
6月10日、FAO(国連食糧農業機関)議連(会長・林芳正元農林水産大臣)などからの要請を受ける。本年12月には、東京栄養サミットが開催されるが、わが国としても、栄養面の戦略をしっかり発信すべきなどの提言をいただく。私からは、6月15日のFAO総会(オンライン)で、私が日本政府を代表してのステートメントを行い、その中で、みどりの食糧システム戦略や東京栄養サミットの重要性について述べる予定であることをお伝えした。
6月8日、第2回農業の人材確保に向けた検討会を開催。就農希望者に対する研修や指導等に携わる皆さんからお話を伺う。今農業の現場では、例えばキュウリなどのように、作れば売れるのに、新たな担い手が不足しているため、生産が縮小してしまうといった現象も生まれている。非農家出身も含め、多様な人材をどう農業に呼び込むかということは、喫緊の課題だ。
6月7日、福島市といわき市で、ALPS処理水関係閣僚等ワーキンググループが開催される。4月に処理水の海洋放出方針が決定されたが、風評被害が発生した場合、その被害が予想されるのが、水産業をはじめとした第1次産業だ。国民に対しても、また、関係者に対しても丁寧な説明が必要だ。この日は、農林水産省を代表して参加。今後もこのワーキンググループは、必要に応じ随時開催していくこととなる。
毎日電車で国会に通勤する中で、取手駅西口での燕の営巣は、私にとっても楽しみでした。その子どもたちが、こんなに大きくなりました。巣を離れて、兄弟姉妹が電線に止まってます。手前の母さんは、子どもたちのおなかを満たすため、今日も大奮闘です。これから皆さんは南に帰ることになりますが、元気で帰ってきて下さい。