「なれ合い体質」・「官僚支配」の打破で自民党を造りかえる～言行不一致の民主党で良いのか

2009-7-26

「自民党を造りかえる」葉梨康弘

私は、２期目の４年間、７本の議員立法を成立させ、今年も、４本の議員立法を提出してきた。
このような議員立法に携わる中で、民主党の「言行不一致」という体質を、実際に痛感することとなった。

１例を述べよう。
私、葉梨康弘は、本年４月２４日、社会保険庁で、年金記録の改竄や給与記録の改竄に携わったり、これを容認してきた不良公務員は、事後的にその事実が発覚した場合も解雇するという、「社保庁不良公務員排除法案」を国会に提出した。
当然民主党も賛成かと思ったら、彼らの大変な抵抗に遭い、残念なことに、結局廃案になってしまった。
民主党は、結局、国民の利益でなく、社会保険庁の労働組合の既得権益を守る道を選択した。

民主党は、口では、「年金を守る」と言っているが、私たちの年金を台無しにしてきた社会保険庁の不良公務員を排除できないようでは、彼らには、「年金を守る」ことなど到底無理だ。
民主党は、口では、「税金の無駄遣い」をヤメルと言っているが、社会保険庁の不良公務員に税金から給料を払い続けることを主張する要では、彼らには、「税金の無駄遣いの一掃」など到底無理だ。
私、葉梨康弘は、調子の良い言葉と言葉と裏腹の行動という民主党のデタラメなやり方や絵空事の財源論でなく、着実に、政治・行政の改革を推進し、ムダの排除を図っていく。

実は、私、葉梨康弘は、今年、民主党が簡単に言う「２０兆円」と比べると、大変ささやかではあるが、相当の苦労をして、「７４０億円」の税金を節約した。
国会議員と、国家公務員の夏のボーナスカットによってだ。
本年２月、各方面の話を総合すると、経済危機の影響で、民間の夏のボーナスは、残念ながら、昨年比１割減となることが予想された。
でも、役所によると、何もしなければ、国会議員や国家公務員の夏のボーナスは、昨年のママだという。
私は、「これではダメだ」と声を上げ、２月には自民党に、３月には与党に、それぞれプロジェクトチームを設置、いずれも、言い出しっぺということで座長に就任した。
そして、色んな苦労があったが、この夏のボーナスで、国会議員は２割、国家公務員は１割カットとする流れをリードした。
節約額は約７４０億円。

公務員の労働組合や、組合と関係の深い民主党議員は、私、葉梨康弘のことを名指しで、「政治的圧力をかけた」と強く非難。
でも、私は、民主党さんの非難は筋違いと思う。
そして、民主党の言われるような、バラ色のバラマキ政策の財源となる、どこにあるか分からないデタラメの「２０兆円」よりも、今述べたように、国民目線の姿勢でコツコツと節約した「７４０億円」の方が、余程貴重ではないかと思う。

私は、これからも、国民の立場に立って、しっかりした財源を積み上げることにより、私たちの子供の世代、孫の世代への安心を、確実にしていきたい。
そして、民主党のように言行不一致は論外として、私は、わが党を、国民から頼られる自民党に造りかえる中心となっていきたい。