地元白山町内夏祭り

2004-8-8

地元白山町内夏祭り

今日は、地元取手市白山町内会の夏祭り。

毎年欠かさず、消防分団員として、子供神輿や大人神輿の警備についているが、今年も、午前11時半から午後3時までの子供神輿の警備に参加した。

私の住んでいる取手市も、多くの中小都市と同様、人口の高齢化と少子化が進み、また、中心市街地の商店街は寂れつつある。
この数年を見ても、なかなか子供神輿の担ぎ手が集まらないし、お祭りへの人手もかつてほどではない。

特に今年は、今日も大変暑かったが、記録的な猛暑の影響で、町内の子供たちはプールに行ってしまい、子供神輿の担ぎ手探しに大変苦労したと聞く。
また、警備する側も、子供たちが熱中症にならないよう、最新の注意を払わなければならなかった。

子供御輿の警備

さて、私の住む白山町内は、常磐線快速の終点である取手市の中でも、比較的駅に近く、東京等への通勤客を見越して、比較的早く開発された住宅地であるが、早く開発されすぎたおかげで、残念ながら、道路も狭かったり、袋小路だらけ、まだ下水も完成していないというハンディがある。
町に元気を吹き込むための色々なアイディアやプランを考えたとしても、このような基礎的インフラが未整備では、最近では、やはり若い人に敬遠されてしまう。

地元の消防団として活動していると、私たちの地域の抱えるハンディがよくわかるし、このような地域は、多分ほかにも多いものと思われる。
猛暑の中、祭りの人手の寂しさに思いを致しながら、身近で基礎的なインフラ整備の重要性を改めて痛感した。