憲法改正問題のパネリストに
2004-5-5
憲法改正問題のパネリストに(銀座ブロッサムホール)
憲法改正問題については、党憲法調査会の憲法改正プロジェクトチームの会合全てに出席して意見を述べ、さらに、党機関誌の「月刊自由民主」5月号に、一年生議員の中では初めて論文を寄稿させて頂くなど、今後の日本の行く末を決める問題として、重点的に取り組んできました。
このような活動が第三者の耳に入ったのでしょう、5月3日の憲法記念日には、「21世紀の憲法と日本・有識者懇談会(通称民間憲法臨調)」主催の「第5回公開憲法フォーラム・国会議員に問う、憲法改正の焦点と戦略」に、パネリストとして参加させていただきました。
コーディネーターはジャーナリストの櫻井よしこさん、パネリストとしては、自民党からは、前経済産業大臣・拉致議連会長の平沼赳夫先生と若手代表の私、民主党からは元文部大臣・自民党総務会長の西岡武夫先生と拉致議連事務局次長の松原仁先生の4人という構成ですから、大変名誉なことに思います。
当日は、私からも、月刊「自由民主」に寄稿した内容だけでなく、日頃考えていることを述べさせていただきましたが、「日本再生会議」というインターネットサイトを運営する管理人さんが、当日のフォーラムに参加されておられたらしく、そのコラムの中で、当日の雰囲気を伝えられていますので、そのまま再録させていただきます。
「本日、憲法記念日に当たり、「二十一世紀の日本と憲法」有識者懇談会主催による『民間憲法臨調第五回公開憲法フォーラム』が、銀座ブロッサム(中央会館)ホールにて開催され参加してまいりました。
(民間憲法臨調)は、平成13年11月3日、国会の憲法調査会に対して、民間の側からも忌憚のない意見を表明し、憲法論議を活性化させるべく発足いたしました。今回の参加に際しては、弊サイトの「政策提言室」に記事引用の許可をお願いしたところ、事務局のお骨折りを頂き、運営委員長の西修先生から自由に利用して良いとの快諾を得た事から参加に至った次第です。
今回のプログラムは、シンポジウムとして『国会議員に問う!「憲法改正の焦点と戦略」』という国会議員によるパネルディスカッションがメインとして開催されました。
コーディネーターとして、ジャーナリストの櫻井よしこ女史。パネラーとして、自民党より平沼赳夫前経済産業大臣、葉梨康弘衆議院議員。民主党から西岡武夫元文部大臣、松原仁衆議院議員。以上五名の方々により、二時間ほどのシンポジウムが会場の熱気溢れる中、時間の経過も忘れさせる実のある内容で感動致しました。
平沼先生は30年前の初当選時より、その政治公約として自主憲法制定を訴えて来ているとのお話し。
また、葉梨先生は昨年初当選の新人ながら(昭和34年生)、その政治姿勢や考え方に感銘を受けました。特に現憲法をそのままにしておくことの有害さとか、地球市民的発想から日本国民としての自覚を、また人工国家ではなく自然国家としての日本、等々その発想には特に感心させられた次第です。
民主党の西岡先生は教育の重要性や宗教観などを踏まえ、日本の国のあり方や理念の重要性、さらには政界再編成まで視野に入れた話をされました。松原先生は日本人の潜在能力を生かすべき憲法改正を、エドモンドバーグの話を交え熱く語られておりました。」