取手市PTA連絡協議会で挨拶(R1.5.18)
2019-5-21
この日は、取手市小中学校PTA連絡協議会も開催され、挨拶。子供たちに関連する課題は、いじめ問題、非行問題等々いくつもあるが、特に本年は、国会・政府とも、「児童虐待問題」に最優先で取り組んでいることを報告。そして、文部科学、厚生労働の分野ばかりでなく、私が委員長を務める法務の分野でも、5月17日に「特別養子制度」に関する民法改正案が審議入りしたことを紹介した。従来、虐待を受けた児童を「特別養子」(戸籍上、実親との関係が絶たれ、養親がその児童の唯一の親となる。)にしようとするときは、①児童の年齢は6歳までに限られていたほか、②実親の同意がない場合(虐待の場合、実親が虐待の事実を認め、養子に出すことに同意するケースは、なかなか考えにくい。)、養親が実親と法定で対峙しなければならず、実親は、自分の子を誰が引き取ったか分かってしまう。などの難点があった。今回の民法改正は、このような問題を克服しようとするものだ。