北相馬郡利根町での街頭演説(H29.10.13)

2017-10-13

 

選挙戦4日目、利根町での街頭演説。北相馬郡利根町は、取手市や龍ケ崎市と隣接し、都心から40㎞圏内の首都圏に位置するにもかかわらず、本年4月、過疎地域自立支援法による「過疎地」に指定された。この25年間で、21%以上という人口急減を見たことが主な理由だ。この日私は、この凋落には、これまでのボタンの掛け違いが大きすぎたことを説いた。まず、平成17年、代議士だった私や当時の県当局が龍ケ崎市との合併を勧め、合併話が整った最後の段階で、利根町長が合併から離脱してしまった。当然合併特例債を使うことができず、その後の町の財政は悪化した。次に、平成18年、若草大橋(第2栄橋)が竣工したが、平成21年発足の民主党政権で公共事業がストップするとともに、自民党と袂を分かった当時の茨城県知事が千葉県側との交渉をなおざりにし、取り付け道路がほとんどできず、宝の持ち腐れとなってしまった。そんな利根町だったが、本年行われた知事選、町長選で、地元選出の代議士、県知事、町長が同じ方向を向いていくこととなった。今年は利根町の再生元年だ。その流れを、止めることがあってはならない。今回の総選挙、私、葉梨康弘は、利根町の皆さんのために仕事をするためにも、しっかりと勝ち上がらせて頂くことをお願いした。