「確かな政治」で「確かな未来」を~「口先だけの政治」からの脱却を

2012-12-3

決意を新たに

いよいよ明日、第46回衆議院総選挙が公示される。
残念ながらこの数年、わが国の国力は大きく衰退し、諸外国からも軽んじられるようになってしまった。
今回の選挙は、このような日本の立て直しを担うべき政治勢力を選択する極めて大切な選挙だ。
私も、3年3か月前、自らの力不足故の敗北を喫したが、今回、元議員として再び、国政を目指して挑戦することとなる。
落選期間中私は、在野の浪人として永田町を見てきた。

「平気で嘘をつく政治」や「口先だけの政治」が横行し、「自らの保身が第一」としか思えない議員さんたちの姿を目の当たりにし、一国民として、怒り、また、あきれることも多々あった。
今や、多くの国民にとって、「政治家」という単語は、「嘘つき」の代名詞となりつつあり、国民の政治不信は、すでに頂点に達している。
でも、その「政治」がしっかりしなければ、日本の復活があり得ないことは、紛れもない事実で、現在のような国難の時期であればますます、しっかりした「政治」が求められているはずだ。
今回の選挙で、もしも甘い言葉や威勢の良いスローガンに幻惑され、これからも「口先だけの政治」が横行することとなれば、わが国の将来は、極めて暗いものとなってしまうだろう。

さて、11月16日の解散後、支援者の方から、「前回のリベンジを」との励ましを受けることが多い。
客観的に見ればそのような側面もあるのだろうが、私自身は、今回の立候補を、決して「リベンジ」のためとは考えていない。
3年3か月余、多くの皆さまの声を直接聞きながら、また、閉塞感や不安感を皆さまと共有しながら、私は、「では自分に一体何ができるのか」自問自答してきた。
今回、私が改めて、国政に挑戦する決意を新たにしたのは、17年間の行政経験や6年間の議員経験を通じて培った外交、危機管理、立法などの知識経験や政策手法のノウハウが、少しでも日本立て直しの役に立つのではないか、だとすれば、もとより微力ではあるけれど、全力を傾けなければならないという思いからだ。

私の政策は、決して派手ではなく、属する政治勢力も、「新党」の目新しさはないかも知れない。
でも、選挙目当ての離合集散の政治では、日本を立て直すことは不可能だ。
「口先だけの政治」からは何も生まれない。
今こそ、パフォーマンスに頼ることなく、国民と共に、真剣に悩み苦しみながら、着実に物事を進める、「確かな政治」を創るべきときだ。
私は、日本人の力を信じ、国民との共同作業で、「確かな未来」を切り拓いていきたいと思う。