日本・インドネシア友好議員連盟事務局次長に
2004-6-2
日本・インドネシア友好議員連盟事務局次長に
日本・インドネシア友好議員連盟の総会が開かれ、こまで会長を務められていた山崎拓前副総裁が名誉会長に、幹事長の武部勤元農水大臣が会長に、事務局長の松下洋衆議院議員が幹事長にそれぞれ就任し、私が事務局次長に指名されました。
インドネシアは本年は大統領選挙の年。私は、平成6年から平成9年までジャカルタの日本大使館で勤務し、インドネシアの内政・治安状況の調査を仕事としていましたが、大統領選の有力3候補(メガワティ現大統領、ウィラント元国軍司令官、ユドヨノ元治安担当調整大臣)と、直接言葉を交わしたことのある多分唯一の国会議員でないかと思います。
そんなご縁もあり、この3月には、旧知のイルサン駐日インドネシア大使から、是非、インドネシアのことを知りたいという若手議員のグループを組織して欲しい、ついてはその呼びかけ人となって欲しいと要請されていました。
そんな依頼があったことを、私の所属する議院運営委員会の武部委員長にお話ししたところ、「 それは良い計画。今度私が、日本・インドネシア友好議員連盟の会長を引き受けることになるので、是非葉梨君に入会してもらい、一年生なので事務局長というわけにはいかないが、事務局次長をやって欲しい。」とお誘いを受けたわけです。
そして、参院選後は、私が中心となって、インドネシアの政治経済に関する勉強会を企画していくこととなりました。最近のインドネシアは、97年の経済危機からの立ち直りが遅れ、また、政情不安が続いたこともあり、アセアン諸国の中では、必ずしもパッとした存在ということはできませんが、2億人の人口を擁する東南アジア随一の大国です。
そして、世界一のイスラム国家としての顔を持ち、さらに、我が国のシーレーンであるマラッカ・ロンボクの両海峡を持つなど、日本にとっては、極めて重要な国ということができます。
だからこそ、日本・インドネシア友好議員連盟も、歴代会長に、福田赳夫元総理、渡辺美智夫元副総理、山崎拓前副総裁を輩出し、加盟議員も百名を超える大所帯となっています。
是非、日本とインドネシアの架け橋としての活動に、力を尽くしていきたいと思います。