田代ファーム(九州畜産酪農調査6)(H18.2.27)

2006-2-27

 

熊本県大津町の田代ファームは、酪農と肉用牛繁殖の複合農家。高校の校舎を移築して造った牛舎は、木の香りがして好感が持てる。特筆すべきは、ここでは、体外受精技術を活用して、乳用種牛にも、和牛を生ませてしまう。そして、酪農用の成牛は、外部から導入するという割り切り。これにより、肉(の価格)が悪いときはミルクに頼り、ミルクが悪いときは肉に期待する「経営」ができる。創意工夫が大変参考になった。息子さんもやる気になっている。