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2007年6月3日

社保庁改革待ったなし~「宙に浮いた年金問題」解決のため必須

労組が延命を主張する社会保険庁

今、「宙に浮いた年金」の問題が、国民的課題となっている。
事の発端は、平成8年、当時の厚生省(菅直人大臣)が、厚生年金・共済年金・国民年金等の各制度ごとにバラバラだった年金番号(転職や結婚で、各制度を移り、複数の番号を持つケースがあり、年金番号の総数は約3億口あった。)を、1人1つの基礎年金番号に統一することを決定したこと。
併せて、厚生省は、複数の番号所有の有無を葉書等で確認する具体的方法も定めたが、説明の字も小さく、文章も専門的で、極めて分かりにくいものだったという。
このため、社会保険庁への未回答が多数発生、さらに記録の転記ミスもあり、膨大な年金番号が基礎年金番号に統合できず、この、「未確認の年金番号」が、現在、5000万口もある。
これらについては、年金額裁定時等に、「未確認の年金番号」に対応する年金加入履歴の申し出があり、記録が訂正されれば、正当な年金が支給されることとなるが、余りにも手続きが面倒、結果として、訂正を申し出ないままに年金を受給される方など、大量の未給付が発生してしまった。
まさにとんでもない話だ。○信じられない社保庁とその職員の怠慢

2007年5月29日

与責で北朝鮮・振り込め詐欺の2法案を説明(H19.5.29)

5月29日の与党政策責任者会議。「拉致の進展なければ支援なし」の精神を盛り込んだ北朝鮮人権法の改正案と、振り込め詐欺被害者の救済を目指す振り込め詐欺被害者救済法案を説明(手前右が葉梨康弘)、了承を得た。前者については、さらに野党にも賛同を呼びかける旨を説明、公社については、自公両党で法案を衆議院に提出する段取りとなっていることを説明した。いずれも、拉致被害者及びその家族、犯罪被害者を救済するために重要な法案で、民主党をはじめとした野党の方にも、是非理解を賜りたいものだ。

2007年5月27日

コミュニティ基本法(仮称)の制定を目指す~自民党地方行政調査会

地方行政調査会で提言素案を提案

5月23日の自民党地方行政調査会(会長・太田誠一元総務庁長官)幹事会。
事務局長の私からの提案で、参院選後の臨時国会で、コミュニティ基本法(仮称)の制定を目指すことを盛り込んだ「地域社会の再生のために」という提言素案を了承。
必要な修正を施した上、5月30日の地方行政調査会に諮り、承認を得た上で、官邸や党3役に提言していくこととなった。
わが国は、もともと、町内会、自治会、集落、消防団、青少年育成協議会、スポーツ少年団、ボーイスカウトなど、それぞれの地域に根ざした、住民の発意による、自然発生的な、コミュニティ活動の伝統を持っていた。
そして、このような活動が、地域の教育力を支え、地域の絆を強固にし、公益を尊重する精神を育んできたと言っていい。
しかし今、都市・農村を問わず、地域に根ざしたコミュニティ活動は、危機に瀕している。実は戦後、例えば旧自治省、または各地方公共団体において、地域コミュニティ活動を支援する施策は、かなり行われてきた。
例えば、現在、都市・農村を問わず、「集会所」、「コミュニティーセンター」、「町内会館」、「集落センター」などの施設が存在するが、その建設費は、相当程度、公的補助により賄われている。
それにもかかわらず、今や、かつてわが国の社会が持っていた「地域の絆」の劣化は、止まるところを知らない。
かつて、都会のマンションがその典型と言われた「隣は何をする人ぞ」の世界は、今や、農村部も含め、全国的な傾向だ。

2007年5月27日

地域活性化推進会議in盛岡(H19.5.27)

自民党では、30道府県程度を目途に、「地域活性化推進会議」を開催、わが党の活性化施策を説明している。5月27日は、岩手県盛岡での開催。私が司会を務め、村上元構造改革特区担当大臣らとともに講演。具体的施策の説明のほか、自民党の施策は、「頑張る、あるいは、工夫する人や地域を応援する」ものだが、現在民主党の言っていることは、「頑張らなくても、工夫しなくても甘やかす」バラマキ施策で、実現可能性がないばかりか、地域をスポイルしてしまう政策であることについても説明した。

2007年5月25日

中山太郎一座in岸和田(H19.5.25)

5月25日の金曜日は、本会議後、午後3時過ぎに新幹線に乗り、大阪・岸和田へ。中山太郎憲法調査特別委員長(衆議院議員)主催の憲法ミーティングに出席。約1600人の聴衆を前に、現行憲法の問題点、憲法改正国民投票法案の内容、今後の憲法調査会の見通しなどについて述べた。コーディネーターは、ジャーナリストの今井一さん、帰りは、今井さんと一緒に、関西国際空港から羽田へ。取手の自宅への帰宅は、午前0時過ぎに。

2007年5月23日

コミュニティ基本法制定目指す(H19.5.23)

5月23日の自民党地方行政調査会幹事会。事務局長の私から、コミュニティ基本法(仮称)の制定を目指すことなどを盛り込んだ提言案を提案、一部の表現のアレンジについて一任を得、成案を5月30日の総会に諮ることとなった(コラム参照)。マスコミの関心も高く、NHKのほか、主要各紙に、記事として掲載された。写真は、頭取りのカメラ越しに、右から、私、太田・調査会長、大野・総務副大臣。

2007年5月23日

地球温暖化対策・四部会実務者会議(H19.5.23)

地球温暖化対策・CO2排出削減は、まさに国家的急務だ。だから今、農林・国交・経産・環境の4部会の実務者会議が毎週開催されている。わが国主催の京都議定書に明記されたように、日本が、2012年までに、1990年比6%のCO2削減が達成できなければ、それこそ世界の笑いものだ。そして、議定書は、日本が森林の手入れにお金をかければ、3.8%の削減効果を認めており、これを利用しない手はない。この日は、私が農林部会代表として会議を主宰、談合事件のしがらみを排し、今後の林野行政のあるべき方向について報告した。

2007年5月22日

総務会が振り込め詐欺被害者救済法案を了承(H19.5.22)

5月22日の自民党総務会。「振り込め詐欺被害者救済法案」についての説明を行い、了承を得た。毎年約250億円に上る振り込め詐欺被害だが、犯人は、預金を引き出して逃亡するケースが殆ど。ただ、早期の届出があるなどして、引き出しを停止する場合もあるが(残額約70億)、民法の仕組みでは、これらのお金は、10年たてば銀行のものになってしまう。被害者救済のためには、特別立法を作らなければならない。かつて警察庁で、「遺失物取扱規則」等を作ってきた私が、遺失物法をアレンジした救済スキームを発案させていただいた。

2007年5月21日

畜産酪農の責任者として乳業メーカー視察(H19.5.21)

5月21日、私が委員長を務める自民党畜産・酪農対策小委員会の国政調査の一環として、茨城県守谷市にある明治乳業の工場を視察。白衣に着替えて、工場のラインまで現場で見させていただいた。さすがにわが国最先端の工場、食品業界にとっては、品質管理・衛生管理が命であることを、改めて認識した。また、わが党の畜産・酪農小委も、飼料価格の動向などを睨みながら、継続的な活動を行っていく考えだ。

2007年5月16日

「報道ステーション」の不適切報道~TV朝日が訂正・謝罪放送

お詫びコメントを放送する河野明子アナ

5月14日の報道ステーション、国民投票法案に関し、河野明子アナウンサーが、次のような「お詫び」コメントを読み上げた。
「5月9日の国民投票法案を巡る公務員の地位利用についての放送について、お詫びがあります。
自民党・葉梨康弘衆議院議員の4月19日と5月9日の答弁について、教育者の特定の発議案に対する意見表明の部分を『全く逆の答弁』とお伝えしました。
しかし、葉梨議員の発言自体を改めて精査しましたところ、全体の趣旨では一貫しており、『全く逆の答弁』との表現は不適切で、誤った印象を与えかねないものでした。
視聴者の皆様及び葉梨議員にお詫び致します。」
何故5月9日の報道が不適切かという点については、前回コラムでも述べたが、今日は、この「お詫び」の経緯について述べてみたい。私も、5月11日午前1時、こちらから、弁護士を通じて通知書を送付し、交渉ごとは弁護士の先生に任せていたため、どのような正式回答になるのかどうか決まっていない段階で、私が、コラムやブログを発信することがいいのかどうか、実は悩んでいた。
確かに、TV朝日の側からは、5月12日午前0時、一旦「虚偽報道ではない」という回答はあったことは事実だが、その場で、先方から、「さらに相談したい」との説明もあったということだったため、弁護士の先生の示唆もあり、当方からは、このような内容の回答があったことについての公表を控えていた。
ところが、5月12日の各紙夕刊に、私もびっくりしたが、TV朝日からのリークと思われるが、「本件は虚偽報道でないと回答済み」との記事が載っていた。