確かな政治で確かな未来を!!日本を立て直す
メニュー ホーム コラム プロフィール 政策 目で見る活動 国会での発言 はなし康弘からのお願い リンク ご意見 サイトマップ
 

2007年12月4日

平成19年12月04日(火) 財務金融委員会

会議名:財務金融委員会
案 件:振り込め詐欺被害者救済法案について立案者を代表して説明

2007年12月4日

財務金融委で提案理由説明(H19.12.04)

振り込め詐欺被害者救済法案を衆院に提出後半年を経過、ようやくこの日、提案理由説明を行い審議入り。民主党が審議入りに応じたのは、我々の法案を殆どなぞった法案を「対案」として提出し、両案を審議する形をとることが条件。実際はなぞっただけでも、与党だけでなく、民主党も独自に検討していたかのようなポーズをとりたかったということか(コラム参照)。ただ、それにしては、民主党の質問者の法案への質疑は3問のみで、より多い質問時間が、額賀財務大臣の宴席同席問題に割かれた。勿論、額賀大臣は、疑惑を明確に否定した。

2007年11月29日

平成19年11月29日(木) 総務委員会

会議名:総務委員会
案 件:参議院憲法調査特別委員会における私の発言がTV朝日で意図的に改変されていた問題について質疑(TV朝日側は、番組内で謝罪)- 2 –

2007年11月29日

税金ムダ遣いに厳しく対処(H19.11.29)

11月29日、「公務員給与改革断行を求める若手議員の会」を主宰。総務省から、退職後に不祥事が発覚した場合の退職金返納制度の検討状況を聴く。ただ、私達の検討は、それに止まらず、汚職などを犯し、その見返りに水増し請求の容認などの税金のムダ遣いを行った公務員に対し、損害賠償を求める制度の構築を目指すことだ。与党がそれくらいの厳しさ、綱紀粛正への危機感を持たなければ、政治や行政への信頼は回復せず、結果として、将来への「希望と安心」のための具体的な制度設計に向けた冷静な国民的議論ができないのではないか。

2007年11月29日

放送法改正案で質疑(H19.11.29)

11月29日の衆議院総務委員会。前国会から継続審議となっている放送法の改正案について質疑。実はこの法律案、与野党の協議で、元の改正案にあった民法に対する「再発防止計画提出の求め」の規定が削除されるなどの修正がなされることになった。「あるある大事典」などの問題等もあり、党内には、削除に異論もあったが、私が進行役を務めた前日の総務部会で、現行法を活用した各種の指導を行い、さらに、放送倫理・番組向上機構の機能強化を進めることで、修正の了承を得た。この日は、党内の議論を担保する内容の質疑を行う。

2007年11月27日

「税金ムダ遣い」の悪徳公務員は「私財で損害賠償」を~公務員給与改革再始動

公務員給与改革議連を主宰

11月27日、私が事務局長を務める「公務員給与改革断行を求める若手議員の会」。
衆議院当選1回生に参加を呼びかけ、今後数回にわたる集中的な勉強会を行い、2~3週間のうちに緊急提言をとりまとめ、官邸・党4役に申し入れを行っていくこととした。
このタイミングで、私達の議連が緊急提言を行うこととしたのは、現在、政府で、キャリアとノンキャリアの垣根を取り払う国家公務員の人事制度改革の検討が進められていることが大きい。
このような制度改革は、給与にも反映されるわけで、今まで公務員給与改革の推進力となってきた私達の議連も、給与改革の観点から、あるべき人事制度のあり方について議論し、政府や党に対し、必要な申し入れを行うことが大切だ。
これに加え、今回は、私の強い意向で、「『意図的に税金のムダ遣いをした公務員』には、退職後も、退職金返納に止まらず、私財による賠償を求める」制度の検討について、提言を行うこととした。
今日は、この「求償制度の検討」について書く。かつて、田中真紀子衆議院議員が、公務員の退職後の「懲戒」の問題を提起したことがあったが、社会保険庁、防衛省の問題など、昨今の目に余る公務員不祥事を目の当たりにし、総務省では、一定の不祥事が発覚した公務員について、「退職金の返納」の義務づけることの検討が始まったところだ。
しかし、本当にそれで十分だろうか、意図的に国民に損害を与えた、極めて悪質な公務員には、税金のムダ遣い分を、私財で贖っていただくことも検討すべきではないか。
そして、私はこのことを、何も、大衆迎合的なポピュリズムの観点や、公務員バッシングの視点から唱えているわけではない。

2007年11月19日

地方分権推進の打ち合わせ(H19.11.19)

11月19日の地方分権推進全国大会終了後、会館の私の部屋で、川俣副知事、新井県会副議長、会田守谷市長、川田阿見町長らと、今後の地方分権のあり方について打ち合わせ。当面の課題は、やはり財政基盤の確立。私からは、現在、自民党総務部会(旧自治・郵政等担当)のNO2(部会長代理)として取り組んでいる地方交付税確保の問題や、国土交通担当の国会対策副委員長として取り組んでいる道路財源の地方配分の問題について説明。会合は、30分の予定時間を大幅にオーバーしてしまった。

2007年11月18日

給油新法審議が参院へ~民主党は「国民の生活と命」の大切さをどう考えているのか

9.11テロで炎上する世界貿易センタービル

11月13日の衆議院本会議。
テロ特措法の期限切れ(11月1日)により停止中の自衛隊によるインド洋での給油活動を再開するための法案が可決され、参議院に送付された。
もっとも、法案が参議院に送られたからといって、参議院連絡担当の国会対策副委員長である私は、一向にヒマにならない。
参議院の審議状況を掌握した上、例えば、15日の守屋前防衛事務次官の喚問では、質疑者(山本一太参院議員)に対し、法律関係の知識や各種の情報の提供を行うなど、黒子としての役割も果たすことも求められているからだ。
それもこれも、参議院では、民主党が第1党で、自・公両党はあくまで第2党という現象故で、今ほど、自民党として、衆参連携の全員野球が必要なときはないからだ。
でも、この法案の行方、決して容易でない。

2007年11月15日

県税理士会と財務大臣に申し入れ(H19.11.15)

11月15日は、県税理士会・税理士政治連盟の皆さんと、額賀財務大臣に対する申し入れを行う。私も、「簡素で公平な税制」の実現を望む1人だが、杓子定規に物事を運ぶと、税の世界では、利害は勿論のこと、「税金を『奪られる』」という、感情論も絡むだけに、大きな問題を生じてしまう。また、政策的にも、構造不況業種や中小零細企業には、やはりある程度の優遇を考えていくことも必要で、いきおい制度は多少複雑になる。その中で、税理士の皆さんが日々接している中小企業者の声は、税制を組み立てる上で極めて重要だ。

2007年11月10日

自民党コメ緊急対策策定に参画(2)~「2の矢」「3の矢」こそ大切

若林農相に緊急対策を要請(右端)(日本農業新聞より)

平成19年産米の需給見通しが、約23万㌧の供給過剰というニュースが駆けめぐると、市場は早速反応し始めた。10月初めの入札で、昨年比60㎏数百円の下落。さらに、市場には、数千円下落するという噂も流れ始めた(ただ、消費者段階では、60㎏千円下がって、ご飯1杯(精米60㌘)1円の恩恵でしかない)。
これは、農家にとっては大問題だ。
平成18年の全銘柄平均価格は60㎏14800円だったが、集荷を行う全農(全国農業協同組合連合会)などの取り分(流通経費)が2000円強で、農家の手取りは、まあ、60㎏12000~13000円だ。
ところが、昨年の生産コストは、大まかに言って(60㎏当たり)、物財(種苗、肥料、燃料等)費などが10000円、家族労働費が7000円だ。
つまり、農家にすれば、本来7000円換算の家族労働費を、3000円で我慢することで、何とかやっているというのが現状だ。
しかし、もしも今年、市場が過敏に反応し、前年のコメ価格を2000円から3000円も割り込めば、売り上げで物財費も賄えない農家が続出することになる。
政治が何とかしなければ、多くの農家が、農政に決定的なノーを突きつける事態が避けられない状勢といっても過言ではない。もっとも、数十年前、「生産者米価」や「消費者米価」を巡り、秋になると永田町が沸き立った時代は今は昔、米価の決定は、基本的には市場原理に委ねられている。
その中で、政府・与党がとり得る対策は、緊急時用の「備蓄米」を積み増し、需給ギャップを解消する程度しかない。
ただ、この政府米買い上げについても、財政負担という課題のほか、いくつか問題がある。